【横須賀市ニュース】コンビニ交付サービスを停止することを公表
2023年7月3日、横須賀市はコンビニ交付サービスを一時停止することを公表した。
コンビニ交付サービス停止の経緯
コンビニ交付は、マイナンバーカードを利用して市区町村が発行する住民票の写しや印鑑登録証明書などの証明書をコンビニのマルチコピー機で取得することができるサービスである。
昨今、他自治体において、富士通株式会社が提供するシステムに起因する住民票の写しの誤発行が発生し、問題となっている。
横須賀市は、富士通株式会社からの依頼を受け、システムの安全性を検証するための点検を行うためにサービスを停止することとした。
問題となった事例・原因
2023年6月28日15時頃、証明書交付サービスを利用している自治体の証明書発行システムにおいて、申請された方とは異なる住⺠の方の住⺠票が発行されるという事象が発生したことが確認された。
過去に証明書発行システムにおいて、データの不整合が発生する障害が発生しており、その障害に対するプログラム修正が適切に行われていなかったことが原因で問題が発生した。
コンビニ交付サービス停止に伴う影響範囲
マイナンバーカードを用いたコンビニ交付サービスを停止することで、住民票の写しや印鑑登録証明書、戸籍全部(個人)事項証明書が取得できなくなる。
コンビニ交付サービスの停止期間
コンビニ交付のサービス停止は、7月5日(水)から実施される。
再開時期は富士通株式会社が今後の対応を検討中であることから未定で、再開時期は判明次第、ホームページでお知らせすることとしている。
なお、市の窓口では証明書等を通常通り取得することができる。