【鎌倉市】鎌倉市の風致景観を形成する扇湖山荘の利活用取組
鎌倉市に位置する扇湖山荘は、周囲の自然環境と一体となって優れた風致景観を形成している施設であり、かつては「ワカモト製薬」創業者の長尾欣彌の別荘として建てられたものである。
昭和9年(1934年)に飛騨高山から移築された本館や、明治時代の伏見別邸から移築された茶室など、歴史的・文化的価値が高い建物や庭園が特徴。
さまざまな用途で利用された後、平成22年(2010年)に鎌倉市に寄附された扇湖山荘。現在、民間事業者による利活用が進められている。
扇湖山荘の概要
扇湖山荘の名は、長尾欣彌が杉木立から相模湾を眺めた際に、湖のように見えることから名付けたもの。
本館は昭和9年(1934年)に飛騨高山から移築され、和風文化の代表的な建物の一つとして評価されている。
敷地内に建つ茶室は、明治時代の伏見別邸から移築された高い文化財価値を持つ建物。
庭園は、小川治兵衛や岩城亘太郎らによる作庭で、アプローチの前庭、南側の洋風庭園、小規模な茶庭、伏見庭園から構成されている。
現在の取り組み
令和6年度(2024年度)には、扇湖山荘の利活用事業者の募集が近日中に開始される予定。
問い合わせ
所属課室:総務部公的不動産活用課公的不動産活用担当
鎌倉市御成町18-10 本庁舎2階
電話番号:0467-23-3000
メール:facility@city.kamakura.kanagawa.jp