【湯河原町】南海トラフ地震臨時情報と湯河原町からの呼びかけ
2024年8月8日16時43分頃、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生した。この地震の影響で、南海トラフ地震の想定震源域における大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっているため、8月8日19時15分に南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されている。
その後も南海トラフ地震の想定震源域では地震活動が活発な状態が続いており、地震後に通常見られる変化以外は観測されていないが、引き続き注意が必要だ。紀伊半島及び伊勢湾の深部低周波地震(微動)活動に伴う変化が観測されているが、これまでにも繰り返し見られている現象である。
震度1以上の地震発生回数(速報値)
- 8月8日16時から24時まで:8回(震度6弱:1回、震度2:2回、震度1:5回)
- 8月9日00時から24時まで:11回(震度3:1回、震度2:2回、震度1:8回)
- 8月10日00時から24時まで:2回(震度2:1回、震度1:1回)
- 8月11日00時から24時まで:2回(震度3:1回、震度1:1回)
- 8月12日00時から12時まで:1回(震度1:1回)
気象庁は引き続き南海トラフ沿いの地殻活動を注意深く監視し、必要に応じて「南海トラフ地震関連解説情報」で地殻活動状況を発表する。次回の情報発表は13日15時30分頃を予定しており、新たな変化が観測された場合には随時発表する。
湯河原町からのお知らせ
湯河原町でも、引き続きテレビやラジオなどで正確な情報収集を行いながら、地震への備えを強化するよう呼びかけている。特に、南海トラフ地震防災対策推進地域では、地震発生から1週間は日頃からの地震への準備を再確認し、揺れを感じたら直ちに避難できるよう態勢を整えることが重要だ。
注意事項
- 日向灘を震源とする地震の影響により、南海トラフ地震の発生可能性が高まっている。
- 政府や自治体の指示に従い、避難の準備を心がけること。
- 引き続き、気象庁や自治体からの情報に注目すること。