【葉山町・横須賀市】湘南国際村めぐりの森が自然共生サイトに認定
2024年10月21日、「湘南国際村めぐりの森」(80.6ha)が環境大臣により自然共生サイトとして認定された。認定区域はOECMとして国際データベースに登録される。
自然共生サイトとは
30by30目標達成を目的に環境省が開始した取組み。民間の取組により生物多様性の保全が図られる区域を国が認定する。
めぐりの森の特徴
- 横須賀市と葉山町にまたがる区域
- 緑陰滞在型の国際交流拠点として整備
- 生態系の保全・再生が進んでいる
めぐりの森では植樹活動や自然体験学習会が行われ、生態系の再生が進み、二次林や河畔林など多様な植生が存在する。
土地利用の変遷
かつてゴルフ場だった地域が整備され、1994年に開村。その後、開発計画が見直され、「緑の再生と保全を図る地区」に変更となった。
生態系と生息動植物
- ニホンキジ、ノウサギなど多様な動物
- ススキ、クロマツ、オオシマザクラなどの植生
多くの団体が自然保全活動に参加し、混植や密植による植樹が行われている。地域の伝統的な里山環境も復元されている。