【鎌倉市】鎌倉市の指定文化財が新たに2件追加!浄光明寺の三千仏図と貿易陶磁器が仲間入り

2025年2月14日、鎌倉市は新たに2件の文化財を市指定文化財として指定することを発表した。新たに指定されたのは、浄光明寺が所有する「絹本著色 三千仏図 一幅」と、鎌倉市が所有する「若宮大路周辺遺跡群出土の貿易陶磁器 二十四点」だ。
これらの文化財は、2024年11月29日に開催された鎌倉市文化財専門委員会(会長:佐藤孝雄氏、慶應義塾大学教授・高徳院住職)での諮問を経て、2025年1月21日に指定の答申を受けたものとなっている。
鎌倉市の文化財の現状
今回の2件の新規指定により、鎌倉市の指定文化財は以下の通りとなった:
- 市指定文化財:331件
- 国宝:15件
- 国指定重要文化財等:198件
- 県指定重要文化財等:64件
- 合計:608件
今後の予定
新規指定物件の詳細については、広報かまくら3月1日号に掲載される予定となっている。
問い合わせ先
- 所属:教育文化財部文化財課
- 住所:鎌倉市御成町18-10 第4分庁舎1階
- 電話:0467-61-3857
- メール:bunkazai@city.kamakura.kanagawa.jp
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筆者のコメント
鎌倉といえば、多くの歴史的建造物や文化財の宝庫として知られているが、今回新たに指定された文化財の中でも特に浄光明寺の三千仏図は注目に値する。
春の観光シーズンを前に、新たな文化財の指定は鎌倉の魅力をさらに高めることになるだろう。特に、若宮大路周辺遺跡群から出土した貿易陶磁器は、かつての鎌倉が国際都市として栄えていた証でもある。
週末には、家族で鎌倉の文化財を巡る小旅行を計画してみてはどうだろうか。新指定の文化財と共に、すでによく知られている名所を改めて訪れることで、古都鎌倉の新たな魅力を発見できるかもしれない。