【鎌倉市】全国初の資源循環サービスを導入
全国初となる鎌倉市の資源循環サービス「PASSTO(パスト)」が導入され、リユース活動の促進と市民サービス向上を目的とした協定が6月12日に締結された。鎌倉市と株式会社ECOMMITが締結したことで、不要品の回収・選別・再流通を行うサービス「PASSTO」を市内の公共施設をはじめとする場所に設置することが可能、市民が気軽に資源循環に参加できるようになる。
連携協定について
- 協定名:鎌倉市と株式会社ECOMMITによるリユースに関する実証事業にかかる連携協定
- 締結先:神奈川県鎌倉市(市長 松尾崇)
- 協定締結日:2024年6月12日
連携内容
- 鎌倉市内における不要品回収ボックス等の設置による、雑貨等のリユースに関する活動促進にかかる施策の検討及び実証事業に関すること。
- リユースに関する活動促進の広報啓発に関すること。
- リユースに関する活動促進及び市民サービスの向上に関して、鎌倉市とECOMMITで合意した事項に関すること。
鎌倉市とECOMMITの連携背景について
鎌倉市は循環型社会の構築に向けてごみの減量・資源化に取り組んでおり、過去30年間で60%ごみを削減している。また、リサイクル率は56.3%と高く、人口10万人以上の市の中で全国第1位に位置している。この度の協定により、鎌倉市の更なるごみの減量・資源化を目指し、ECOMMITが提供する資源循環サービス「PASSTO」の設置が推進される。
コメント
神奈川県 鎌倉市 市長 松尾崇
この度、株式会社ECOMMITと協力して雑貨に特化したリユースの活動促進を実施する実証実験を行い、3Rの中で特にリユースに関する市民意識の更なる成熟を図ることができればと考えている。
株式会社ECOMMIT 取締役CSO・ESG推進室長 坂野晶
この度、鎌倉市とともにリユース活動推進に向けた新たな取り組みを開始できることを大変嬉しく思う。資源循環の身近なインフラをつくることで、一人ひとりが取り組めることを増やし、それがまた新たな行動や仕組みの変化に繋がることを期待している。