【藤沢 グルメレポ】和菓子 扇屋 - 江ノ島のお土産ならココ!「江ノ電もなか」のお店
本物の江ノ電のある和菓子屋さん
江ノ島を代表とするお土産の1つが売っているお菓子屋さんをご紹介します。
お店は藤沢市片瀬海岸にあります【和菓子 扇屋】です。
江ノ島といえば江ノ電を連想される方も多いかと思いますが、こちらのお店の中に本物の江ノ電があります。
しかも、よく見ると屋根のところにパンタグラフまでちゃんと付いているではありませんか!
子供さんから鉄道ファンまでをも虜にする出立ちで、お菓子屋さんだけでなく、観光名所の1つとしても役割を担っているといっても過言ではありません。
そんな扇屋ですが、創業は天保時代(1831-1845年)とのことで、およそ200年の歴史がある老舗中の老舗です。
創業当初から明治30年頃までは、現在の向かいにある龍口寺の境内にあったと写真や文献に残っているそうです。お寺の境内にお店があったなんて、由緒正しいお店ですね。
江ノ電の開通等に伴い道路整備などが行われ、龍口寺と扇屋の間に江ノ電が通るという現在の位置に変わっていった変遷があるとのことで、お店の由来だけでもとても深い歴史があることがわかります。
そして、気になるのは、こちらの江ノ電!
平成2年3月まで実際に人を乗せて走っていた電車で、車両が引退になる際、ご縁でこちらのお店に来ることになりました。電車のお顔のみ店頭に置かれ、30年以上お店の顔としての役目を果たしてくれているそうです。
江ノ電で実際に飾られていた看板・グッズが所狭しと飾られており、実際の座席は座ることもでき、来店されたお客様の休憩椅子としても使われているそうです。
また、お店目の前を江ノ電が通るので、現役の電車と歴史ある電車の両方を楽しむこともできますよ!
肝心のお店の商品ですが、扇屋を代表とする「江ノ電もなか」のお味は5種類あります。
お値段は1本150円で、1本からも購入可能ですし、10本入り、20本入りがあります。
前日までに予約しておけば、10本入りないし20本入りで、お味と本数は好みに合わせてセットしておいてくれるそうです。
筆者は満遍なくどのお味もいただきたい!ということで、5種×2本入りの10本セットをお土産に購入しました。
江ノ電の路線図や沿線の観光スポットが描かれた包装紙は、レトロ感があり可愛らしいです。
箱の中のパッケージにもこだわりが詰まっており、もなか1本1本江ノ電が描かれた箱に入っています。
「江ノ電もなか」のお味は、下記の5種類となっており、味毎に電車のデザインが異なっています。
・青電:ゴマの入った胡麻餡
・赤電:梅肉の入った梅餡
・新車:柚子の香りの柚子餡
・チョコ電:求肥の入ったこし餡
・江ノ電:求肥の入ったつぶ餡
ちなみに、新車(柚子餡)のパッケージの車窓には、大仏さまや江ノ島が見えるなどの細かい遊びがきいているので、食べる時はもなかだけでなく、パッケージに注目してみても楽しめるかと思います。
最中の皮の香りもよく、形はシンプルな長方形の形に「えのでん」と書かれています。お味については、それぞれの味の餡の良さがあり甲乙つけ難いので、各々のお気に入りを見つけていただければと思います。
お店の出立ちから商品の至るところまで、江ノ電を感じられる「江ノ電もなか」が購入でにるのは、扇屋さんの店舗のみになります。
今回は「江ノ電もなか」を中心にご紹介させて頂きましたが、定番のお饅頭や季節の和菓子なども揃っています。
江ノ島土産として贈ると、話の話題になり喜ばれること間違いなしの「江ノ電もなか」。江ノ島に遊びにきた際は、ぜひ扇屋へ立寄ってみてはいかがでしょうか。
店舗紹介
【和菓子 扇屋】
■住所:〒251-0035 神奈川県藤沢市片瀬海岸1丁目6−7
■電話番号:0466-22-3430
■営業時間:9:00〜17:00
■定休日:不定休
■駐車場:無し
※営業時間が記載と異なる場合がございますので、ご来店時は事前に店舗へご確認ください
アクセス
■江ノ電「江ノ島駅」より徒歩約2分
■湘南モノレール「湘南江ノ島駅」より徒歩約2分、「片瀬江ノ島駅」より徒歩約9分