【鎌倉 観光スポットレポ】円覚寺 - 北鎌倉の象徴的存在のお寺を参拝する③(方丈〜舎利殿)
方丈の庭園の美しさに時間を忘れてしまいます
鎌倉市山ノ内に【円覚寺】というお寺があります。
全4記事でご紹介しておりますので、こちらもご覧ください。
【鎌倉 観光スポットレポ】円覚寺 - 北鎌倉の象徴的存在のお寺を参拝する①(白鷺池〜仏殿)
【鎌倉 観光スポットレポ】円覚寺 - 北鎌倉の象徴的存在のお寺を参拝する②(松嶺院〜洪鐘)
今回は「方丈(ほうじょう)」やその庭園を見てみましょう。
こちらの建物です。
手前の木は鎌倉市の天然記念物に指定されている「ビャクシン」です。
「ビャクシン」はヒノキ科の高木であるイブキの一品種です。
また、「百観音霊場」もあります。
多くの観音様が並んでいる様に圧倒されますよ。
私が行った時には残念ながら「方丈」が閉まっていました。
各種法要・坐禅会・説教会・講演会など多目的に使われており、写経も行うことができます。
私もたまに写経をしに行くのですが、とても集中できて、写経に没頭できる空間です。
集中して念仏をなぞっていると、自分自身の心を見つめ直すことができます。
疲れた心をリセットして新鮮な気持ちになりたい時には写経がおすすめですよ。
「方丈」の裏には庭園があります。
心字池もあってとても美しいです。
時間を忘れてしまうほどいつまでも眺め続けられる庭園ですよ。
季節ごとの表情の変化も興味深いです。
庭の先に建物が写っていますが、こちらが写経の会場となっている部屋です。
庭の景色を見ながら写経ができます。
「方丈」の奥に進むと、国宝の「舎利殿(しゃりでん)」があります。
「舎利殿」は鎌倉時代に中国から伝えられた様式を代表する建物で、源実朝が宋の能仁寺から請来した「佛牙舎利(ぶつげしゃり)」というお釈迦様の歯が祀られているそうです。
門の外から中の様子を窺うと、それまでとは違う独特な空気が感じられますよ。
普段は「舎利殿」一帯が修行道場のため、一般の参拝者は入場できませんが、ゴールデンウィーク期間中には特別に公開されることもあります。
いつか参拝してみたいです。
最後の記事はこちらです。
【鎌倉 観光スポットレポ】円覚寺 - 北鎌倉の象徴的存在のお寺を参拝する④(佛日庵・黄梅院)
いよいよ【円覚寺】の最奥に行ってみようと思います。
施設詳細
【円覚寺】
■住所:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内409
■電話番号:0467-22-0478
■拝観時間: 3月~11月 午前8:00~午後4:30、12月~2月 午前8:00~午後4:00
■拝観料金:大人 500円(高校生以上)、小人 200円(小中学生)
駐車場なし
アクセス
JR北鎌倉駅から徒歩約30秒