【鎌倉 グルメレポ】小花寿司- 夏目雅子さんが愛したお寿司をテイクアウトで
江ノ電由比ヶ浜駅に近い御成通りに、この街とともに歴史を重ねてきた、老舗のお寿司屋さんがあります。
昭和51年に創業したかまくら小花寿司は、その時代を代表するスター、伊集院静さん夏目雅子さんご夫妻も愛したお寿司屋さんでした。
もちろん、カウンターを挟んで親方と会話しながらつまむお寿司も至福の時ですが、少しハードルが高いという方には、テイクアウトで気軽に召し上がる方法もオススメです。
注文は電話で
テイクアウトの注文は、電話で行います。
その日の混雑状況にもよりますが、私が注文した平日の夜は、最短10分程度で出来上がると案内を受けました。
今回私がテイクアウトしたのは、10貫2,970円(税込)の上にぎりです。
墨絵のデザインに店名が入った包装紙で包まれ、深緑色・黒色・山吹色のラインが入った歌舞伎の雰囲気を感じる紐で結ばれています。昔ながらの古きよきお寿司屋さんの雰囲気が、醸し出されています。お箸袋のひょうたんのデザインも味わい深いです。包装をほどいて、蓋を開けると、上品なお寿司たちが顔をのぞかせます。
10貫のネタのラインアップは、季節によって異なるかと思いますが、いくつかご紹介したいと思います。
・鯵:肉厚な身は脂身たっぷり。シャリが見えないくらい大振りで、贅沢な気持ちになります。
・マグロ:鯵と並んで厚みがありました。鉄火巻も入っているのですが、これまた違った味わいです。
・生シラス:とにかく一匹一匹が大きいです。季節柄、透明でプリプリでした。ショウガがほどよくきいています。
・きゅうり:細長いきゅうりが芸術的です。
・卵焼き:甘くてきめ細かい卵焼きです。上品な後味でした。
おわりに
冒頭の昭和の大スター、夏目雅子さんのエピソードをもう少しだけご紹介します。夏目さんは、後の夫となる伊集院静さんとのデートをこのお店で重ねたことをきっかけに、気づけば常連になるくらい通っていたそうです。小花寿司では、親方をお父さん、女将をお母さんと呼んでいたという逸話からも、純粋なお寿司の美味しさだけに留まらない、優しくてぬくもりあふれるお店の雰囲気が伝わってきます。路地の一角に佇む小花寿司で、古き良き昭和の時代を少しだけ噛み締めてはいかがでしょうか?
店舗紹介
【かまくら小花寿司】
■住所:〒248-0016 鎌倉市長谷1-11-13
■電話番号:0467-23-0490
■営業時間:
ランチタイム 12:00~15:00
ディナータイム 17:00~23:00
※定休日:水曜(祝祭日は翌日)
※営業時間が異なる場合がございますので、ご来店時には事前に店舗へご確認をお願いいたします。
※駐車場はございませんので、お近くのコインパーキングをご利用ください。
アクセス
江ノ島電鉄線 由比ヶ浜駅徒歩3分
関連リンク
かまくら小花寿司 | 公式Facebook |