【鎌倉 グルメレポ】竹扇 ちくせん - 北海道産の石臼挽き蕎麦粉で毎朝そばを打つ。創業85周年を迎える、とにかく美味しい老舗の蕎麦屋さん
店内は、テーブル席、小上がり、そしてカウンター席があり、お一人様にもグループにも居心地の良い空間です。
お品書は、あたたかいもの、冷たいもの、セットもの、単品など、盛りだくさんです。
おすすめを絞ることができないくらい、どれも美味しいですよ。
麺は、蕎麦、太うどん、細うどんから選ぶことができます。
鈴廣のかまぼこや海老の天ぷらが入った鍋焼き太うどんなど、13時からのメニューもあります。
正午は混雑するので、時間が許せば少し遅めの昼食をおすすめします。
こちらは、きつねそば。
竹扇のきつねそばは、甘辛味のお揚げと長ネギがたっぷり入っていて、ヴォリュームたっぷり。
お揚げがふんわりしているので、お出汁がひたひたに染み込んでジューシーです。
蕎麦は、北海道産石臼挽き蕎麦粉を使用。
毎朝、丁寧に打つ蕎麦は格別です。
自然を生かした丸竹の七味入れが、蕎麦屋さんに似合います。
ピリッとした辛味と香りは、世界に通用するジャパニーズスパイスミックスですね。
こちらは、カレー南蛮。
あなたは、うどん派?それとも蕎麦派?
細うどんもあり、全部制覇したい絶品です。
長ネギの形にお気づきですか?
きつねそばは縦切り、斜め切りの長ネギはカレー南蛮にピッタリです。
気づけば、無我夢中で食べてしまうのが竹扇の味。
手打ち蕎麦はもちろん、つゆも美味しいので、あと一口あと一口と頂いているうちに、どんぶりの底が見えてしまいました。
この味を、昭和13年からずっと守り続けている鎌倉の蕎麦処 竹扇。
創業当初は、蕎麦屋「末廣」として製麺所も兼業し、昭和49年に屋号を「竹扇」と改名したそうです。
今年4月に、創業85年を迎える老舗蕎麦屋の店内は、とてもゆったりとした穏やかな雰囲気でした。
四代目によると、竹扇はかつてご近所から「ケンカそば」と呼ばれていたそうです。
それは二代目の祖父母のやりとりが「まるで喧嘩をしているよう」だったから。私が幼い頃はよく「ケンカ蕎麦屋の子ね〜」なんて言われました。参照元:竹扇 Facebook
そのエピソードが、竹扇 Facebookに書かれています。
家族だからこそ、仲良くケンカできるのですね。
現在、三代目が当主として蕎麦を打ち、四代目がSNSなどで老舗の味を発信。
メニューにはありませんが、ときにはこんなお茶目な投稿も!
画像出典:竹扇 Facebook
鎌倉に85年、地元に根付き愛される蕎麦処 、竹扇の暖簾をくぐってみてください。
店舗紹介
【竹扇(ちくせん)】
■住所:〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町9−31
■電話番号:0467-22-2319
■営業時間:店内:11:00〜16:00頃(売切次第終了) テイクアウト:11:40〜18:00(Lo15:30) お届け:11:40〜18:00(Lo15:30)
■定休日:不定期 ※インスタグラムをご確認下さい
■駐車場:有り(2台)
アクセス
江ノ島電鉄 JR横須賀線 鎌倉駅より 徒歩2分