【平塚市】平塚市で自動運転バスの実証実験を今冬実施
平塚市は、国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)」に応募し、2024年7月2日付で交付決定を受けた。これにより、昨年度に引き続き、平塚駅南口エリアで自動運転バスの実証実験を実施することになった。
今回の実証実験は、持続可能な公共交通の実現を目的としており、既存の路線バスに自動運転車両を導入することで、ドライバー不足の改善に寄与し、市民生活に欠かせないバス路線を確保・維持することを目指している。
実証実験の概要
運行区間は平15系統(平塚駅南口~すみれ平~平塚駅南口)と同じ区間を走行する。運行期間は2024年10月下旬から2025年1月下旬まで準備運行を含めて実施予定。
自動運転レベル
昨年度と同じレベル2で実施する。レベル2では、システムが縦横の運転操作を実行するが、自動運転バスの操作を習得した運転士が常時ハンドル・ブレーキを操作できる態勢を取る。将来的には特定条件下における完全自動運転となる「レベル4」を目指している。
使用車両
いすゞ自動車株式会社製の大型バス(自動運転仕様)を使用。市内を運行する既存の路線バスとほぼ同じ大きさのものを使用する。
問い合わせ
平塚市 交通政策課 交通政策担当
電話:0463-21-9840