【横須賀市ニュース】全国初 横須賀市役所でAIツール「ChatGPT」の活用実証を開始
令和5年4月18日、横須賀市は自治体初として、横須賀市役所でChatGPTの全庁的な活用実証を開始することを公表した。
横須賀市は「スマートシティ推進方針」や、「横須賀市デジタル・ガバメント推進方針」に基づいて積極的にテクノロジーを活用し、様々な業務の効率的、効果的な実施を図っており、ChatGPTはその一環して導入された。
『ChatGPT』とは
ChatGPTはOpenAI 社によって開発された、自然言語処理技術を活用し人工知能が自然な会話を行うことができるシステムである。
AIと会話をしながら質問への回答や、文章の作成、言葉の翻訳などを行うことができる。
横須賀市のChatGPTの活用方法
横須賀市は、(株)トラストバンクが提供する自治体専用ビジネスチャットツール「LoGo チャット」にChatGPTの API機能を連携させることにより、全職員の日常業務で使用しているチャットツールで文章作成や文章の要約、誤字脱字のチェック、アイデア創出などとして活用するとしている。
ChatGPTの活用効果は、業務の効率化が見込まれるだけでなく、広く職員がChatGPTを活用していくことで、さまざまなユースケースを生み出していくことも期待している。
AI技術を取り入れる一方で、横須賀市の職員は「人」にしかできない、「人」だからこそできる仕事に注力することで、市民の幸福を実現する取り組みを進めていく。
横須賀市のChatGPTの取扱範囲
横須賀市は、ChatGPTへの入力情報が二次利用されない方式で使用することとしている。
機密情報や個人情報は取り扱わない運用とし、情報の安全な取扱いを徹底する。