【鎌倉市】「住民たちがつくるまちの魚屋」が 鎌倉にオープン
概要
住民たちがつくるまちの魚屋が、 鎌倉にオープンした。
地域がつながるさかなの協同販売所「サカナヤマルカマ」。
「一般社団法人 鎌倉さかなの協同販売所」は、4月26日、鎌倉市の商店街が地域につながる「さかなの協同販売所『サカナヤマルカマ』」をオープンした。
日常的においしい魚を食べたい鎌倉の住民と、後継者不足など、多くの課題を抱える鹿児島県阿久根市の水産業者らが、それぞれの地域課題を持ち寄り、互いの境遇を改善していく新しいスタイルの魚屋となっている。
後継者不足、高齢化問題を乗り越えて
『サカナヤマルカマ』がオープンする鎌倉市・今泉台は、高齢化率が約45%と高い。
商店街の相次ぐ閉店による買い物難民や生活の孤立化といった問題を抱える郊外住宅地でもある。
同様の課題を抱える郊外住宅地は市内に複数あり、今泉台を拠点に移動販売も行っていく。
運営母体となるのは2022年11月に設立された「一般社団法人鎌倉さかなの協同販売所」。
今泉台元町内会長である田島幸子氏が代表を務め、阿久根の仲買人やまちづくり会社の代表等、両地域のメンバーが理事に名を連ねている。
顧問・アドバイザーには、“魚の伝道師”として知られる元水産庁の上田勝彦氏が就任。
店舗スタッフとして20代から60代のメンバーが加わり、プロジェクトに共感する多くのサポーターと共に、事業として続くまちの魚屋を目指していく。
『サカナヤマルカマ』について
住所:鎌倉市今泉台4-12-1
電話番号:0467-38-7017
営業時間:11時~18時
営業日:水・木・金・土
アクセス:
JR北鎌倉駅より徒歩約25分
JR大船駅より江ノ電バス「北鎌倉台」下車徒歩2分/車で約15分
※5月3日(水)~6日(土)は市場が休みのため休業。
※移動販売は5月下旬以降に開始予定。最新情報はSNSに公開。