【藤沢 豆知識】読書の秋におすすめ!ふじさわ電子図書サービスを使ってみた
ふじさわ電子図書サービスがスタート
みなさんは、最近いつ読書をしましたか?
私はもともと小説を読むのが好きですが、それでも自分の行動を振り返ってみると、通勤時間の電車の中や休日家でゴロゴロしている時間に、気づけばスマホでSNSを見ているというようなことが増えています。
そんな、日常的にスマホを使っている時間が長い人に朗報です。
藤沢市ではこの10月から、24時間365⽇、いつでもどこでもスマホで本を借りることができる、電子図書館サービスがスタートしました。
本記事では、「ふじさわ電子図書サービス」の使い方や、実際に読書してみた感想をレポートしたいと思います。
初回ログインは簡単
まずは、ふじさわ電子図書サービスのウェブサイトにアクセスします。「ふじさわ電子図書サービス」と検索したり、藤沢市民図書館の公式サイトからもリンクをたどったりできます。
利用できるのは、通常の図書館と同様、藤沢市内に在住・在勤・在学の方です。
ただし、図書館カードをお持ちでない方は登録が必要です。電子図書サービス利用前に、藤沢市のご住所を確認できる書類(マイナンバーカード・免許証・保険証など)を持って、図書館の窓口で手続きしてください。
さて、初回ログイン時はまず、スマホの場合、右上のログインアイコンをタップします(PCの場合は、左上にあります。尚、これ以降の画像は全て、画面の見やすさの観点から、PCで操作した際のものを掲載しています)。
すると、利用者IDとパスワードを入力する欄が出てきます。電子図書サービスの利用者IDは、図書館カードの番号と同じです(半角数字10桁)。
またパスワードは、初期設定では、西暦8桁の生年月日になっています(例:平成元年4月1日の場合は19890401)。
最初のログイン後に、「マイページ」の「パスワードの変更」より任意のパスワードに変更しておいてください。
貸し出しは2点まで、2週間で自動返却
トップページでは、一番上の検索窓から自分の読みたい電子書籍を探すこともできますが、「ランキング」「特集」などから電子書籍を選ぶことも可能です。
タイトルをタップすると、作品の内容紹介や作者、ページ数などの情報を見られます。
そして、お目当ての本を見つけたら、「借りる」ボタンをタップすれば、すぐに借りることができます。
貸し出しの冊数や返却のルールは、通常の図書館と異なりますのでご注意ください。
貸し出し点数は2点まで、1回の手続きで2週間まで借りることができます。利用が終わったら、返却ボタンを押すと手続きが完了です。また貸出期間を過ぎると、自動的に返却になる点も、通常の図書館と違うポイントです。
図書館の休館日を気にせず、早朝や深夜でも「読書したいな!」と思ったときに電子書籍をワンタップで借りることができるのは、とても便利です。
人気の電子書籍は予約が可能
ちなみに、基本的に1冊につき1人までしか借りられません(図書館がその電子書籍を2冊分買っていれば、一度に2人が借りられます)。
そのため、すでに借りられている本は、ボタンが「借りる」ではなく、「予約」なっていて、ボタンを押すと順番待ちに並ぶシステムです。「予約」ボタンのすぐ下には、現在の予約数が表示されているので、並ぶ際の参考にしてください。予約の枠は1人2冊までです。
読みたい作品に迷ったら、特集コーナーへ
私が「ふじさわ電子図書サービス」を利用した10月中旬には、5つの特集が組まれていました。
いずれも5冊ずつ紹介されており、表紙の装丁を見ることができるので、イメージも膨らみます。
① 忙しいパパ・ママ必見!読み聞かせ絵本
うごく絵本など、電子書籍ならではの仕掛けが楽しめる本が紹介されています。
子育て中のパパ・ママにもぜひ電子書籍にトライしてもらいたいという、図書館のスタッフの方たちの願いを感じます。
② 旅に出てみませんか
ガイドブックの電子書籍版もラインアップに入っており、旅行の企画時にも当日にもフル活用できそうです。
③ 美味しいもの、大好き!
初心者向けのスイーツから、ズボラ飯などの変わり種のレシピ本まで幅広いジャンルのレシピ本がそろっています。
④ おうちdeビジネス
コロナ禍で浸透しつつあるテレワークの指南本や、iPadの便利技など、意識が高まる書籍が多いです。
⑤ 名作ラノベ特集!
今年、舞台化された「ブルーピリオド」をはじめ、「タイトルは聞いたことがある」という方が多そうな、人気作品がラインアップされています。
文字サイズの調整や音声の読み上げ機能が便利
紙の書籍での読書に慣れていると、スマホの画面に文字が表示されて、タップしながらページを送っていく電子書籍に最初は違和感があるかもしれません。
しかし私は、1冊読んでいる間に特に気にならなくなっていました。
また、電子書籍ならではの便利な機能もあります。
タップしてページを進めたり戻ったりできるほか、自動音声による読み上げや、字の大きさ調節、白黒反転の機能もあり、視覚に障害のある人も、使いやすい仕様になっています。
今年は読書の秋のお供として、ぜひ「ふじさわ電子図書サービス」をフル活用してみてください。