【平塚 イベントレポ】第72回湘南ひらつか七夕まつり2024 -豪華絢爛な七夕飾りが115万人を魅了!
今年も大迫力!煌びやかな七夕飾りで会場は大盛況
湘南の夏の風物詩「湘南ひらつか七夕まつり」が、7月5日〜7日に開催されました。今年は、100本を超える七夕飾りが掲げられ、3日間の来場者115万人を魅了しました。その華麗な七夕飾りは、暑さを吹き飛ばすような大迫力でした。
日本でも有名な七夕まつりの歴史
「湘南ひらつか七夕まつり」は、大きな竹飾りが会場に掲られ、パレードやイベントなど市民参加で盛り上げます。宮城県仙台市の「仙台七夕まつり」、愛知県の安城市・一宮市の七夕まつりと並ぶ日本を代表する七夕祭りの一つとなっています。
この祭りは、大空襲を受けた戦災から商業の復興策の一環として、昭和26年に平塚商工会議所と平塚市商店街連合会を中心としてスタートしました。現在では、実行委員会主催となり、諸産業の発展を願うとともに、平塚を全国各地に広める役割も果たしています。また、市民も参加することで、七夕祭りを継承し、盛り上げています。
参考資料及び出典:湘南ひらつか七夕まつりホームページ、平塚市ホームページ
メイン会場を彩る今年の大型飾り
湘南スターモールと紅谷パールロードには、100本を超える飾りが掲げられました。また、お祭りの発展のために、七夕飾りコンクールが行われ、入選作品等の発表と展示にも注目が集まりました。
その他の見どころとして、3人の湘南ひらつか織姫を先頭に多くの市民が踊る「七夕おどり千人パレード」、見附台公園周辺での飲食店、協賛企業・団体ブースでのイベント、ひらしん文化芸術ホールでのステージイベントが開催されました。
交通規制をしながらメイン会場を歩きます。多くの人がカメラやスマートフォンで写真撮影を楽しみました。
暑さを吹き飛ばすような彩り豊かな七夕飾り。メッセージ性のある大型飾りに、目が釘付けになりました。
歩きながら、圧巻の美しい大型飾りを楽しみます。
平塚市のシンボルとも言える七夕まつりの様子です。
今年は、「新紙幣発行」を取り入れた飾りも話題となりました。以上が、「湘南スターモール会場」の様子です。
平塚駅からすぐの紅谷パールロードも盛り上がっていました。
外国人の来場者も多く見られ、日本の夏の風物詩を楽しんでいるようでした。
イベント会場は飲食店や出店で大賑わい
見附台公園周辺では、お祭りらしい縁日や飲食店が並び、来場者で賑わっていました。
「スーパーボールすくい」や「くじびき」など家族連れを中心に楽しんでいました。
厳しい暑さの中、お祭りらしい飲食店やイベントブースも会場を盛り上げていました。
筆者が注目したブースは、公益社団法人平塚青年会議所×中学生・高校生・大学生による「湘南ひらつか七夕まつり」を未来に繋げる取り組み。ブースでは中学生が地域企業とコラボ商品を販売する「地産地消チャレンジ」が行われていました。「溶けないアイス」と題したポスターに興味津々でインタビューしました。
平塚の和菓子店「井筒屋」と中学生がコラボした「くずばー(税込300円)」。くず×平塚産のトマトを使用した冷たい和菓子?!。自然な甘みともちもちした食感と、冷たいアイスバーなのに、持って食べる際も溶けない点にびっくりしました。猛暑の中、取り組み×美味しさに「感動」の一言。素晴らしい伝統行事と「平塚の良さ」を継承し、広める取り組みをしているところに共感を覚えました。
星に願いを…
七夕といえば、短冊に願い事を書いてお願いする慣習も忘れずに。会場内は色々な箇所で、短冊(100円)を購入してお願い事をできます。
筆者も「湘南人」を代表して。湘南らしい潮風とそれに似合う青空、海を多くの人が楽しめるよう期待を込めて一筆書いてみました。
歴史を感じる伝統行事。華やかで美しい七夕飾りには、人々の願いや努力の積み重ねが感じられました。その年々の話題性を含んだ七夕飾りやお祭りを盛り上げるプログラム内容は、毎年、人々に多くの感動と楽しさを与えてくれます。今年も人々の心を揺さぶった「湘南ひらつか七夕まつり」。また来年の開催を心待ちにしています。
イベント紹介
■開催期間:2024年7月5日(金)〜7日(日)
■開催場所:JR平塚駅北口商店街を中心とする市内全域(平塚市紅谷町中心)
■開催時間:10:00~19:00(見附台広場の各ブースは18時に終了)
施設詳細
アクセス
JR平塚駅北口より徒歩2分
*錦町公園と明石町公園に臨時駐輪場設置(無料)
*臨時駐車場及びシャトルバス無
*交通規制あり