【鎌倉 観光スポットレポ】明月院 - 初秋のあじさい寺を参拝する①

初秋のあじさい寺も趣があります
鎌倉市山ノ内に【明月院】という臨済宗のお寺があります。
明月院ブルーと呼ばれるあじさいがとても有名で、6月のあじさいのピークには大勢の観光客が訪れます。
境内には数千本もあじさいが植えられているそうです。
平安時代後期に建立された名月庵がはじまりで、約百年後に鎌倉幕府第五代執権北条時頼が出家のために最明寺を建立しました。
時頼の死後、最明寺は廃絶していたのですが、時頼の息子の第八代執権北条時宗が禅興寺として再興しました。
開山には、建長寺の開山でもある蘭渓道隆が迎えられたそうです。
さらにその約百年後の室町時代には、関東管領の上杉憲方が寺容を整えて現在の【明月院】となりました。
全3記事でじっくりと【明月院】の見どころをご紹介いたします。
JR北鎌倉駅を降りて円覚寺の前を通り、しばらく歩くと、道沿いに「名月川」という川が現れます。
この川では5月終盤にホタルが見られますよ!
街灯があるので夜も真っ暗にはならないですが、ホタルの微かな光を見つけると感動します。
ずっと眺めていても飽きませんし、短い時期しか見られないのも趣があっていいですね。
6月には紫陽花がピークを迎えますし、【明月院】周辺は初夏を感じさせてくれる素晴らしいエリアです。
こちらが入り口です。
入り口のすぐ近くに「月の広場」という広場がありました。
この広場にはとても多くのウサギの像があります。
上の写真でも一体いますね。
【明月院】では「月」にちなんでたくさんのウサギの像が境内のあちこちで見られます。
本堂の脇ではなんと本物のウサギも飼育していますよ!
このお寺のイメージとしてウサギが強く印象付けられます。
「月の広場」の先には「北条時頼公墓所」があります。
境内の隅の静かな一角で眠っていらっしゃいます。
近くには茶室の「月笑軒」やお土産処もあります。
お茶を飲みながらゆっくりと過ごせます。
このエリアは緑に囲まれていてとても気持ちいいです。
私が行った時には境内のあちこちで金木犀のいい匂いがしました。
秋の訪れを感じながらのんびりできますよ。
続編の記事はこちらです。
どうぞご覧ください。
【鎌倉 観光スポットレポ】明月院 - 初秋のあじさい寺を参拝する②
施設詳細
【明月院】
■住所:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内189
■電話番号:0467243437
■拝観時間:9時00分~16時00分
■拝観料金:高校生以上:500円 小中学生:300円 障害者:無料(要障害者手帳) *付添1名無料
駐車場なし
アクセス
JR北鎌倉駅から徒歩約10分