【鎌倉 グルメレポ】喫茶ミンカ(きっさみんか)- 北鎌倉の路地に佇む、本物の古民家カフェ

此処にあります。ゆるかな時間と空間
北鎌倉の円覚寺と建長寺をつなぐ街道から一歩路地に入ると、木々に囲まれた喫茶ミンカがあります。
ポツポツと雨の降る、平日のひっそりとした北鎌倉。
心静かに過ごしたい方にだけ、おすすめしたい古民家カフェです。
一歩敷地に入ると、懐かしさを感じるような古民家があり、此処だけずっと時間が止まっているかのような佇まいです。
お店に入ると、映画の中に飛び込んだような空間と雰囲気に、喫茶ミンカの世界感を感じます。
写真では感じられない空気感を、ぜひ実際に味わってみて下さいね。
メニューはまるで古書のようで、メニューのひとつひとつが小説の章のようでした。
忙しい現代、何処かに置き忘れてしまった「日常」という「非日常」が此処にありました。
tabemonoメニューから、ナポリタンを選びました。
キッチンというより台所のような厨房から、ケチャップの焦げるいい匂い。
フライパンで丁寧に作る、昔ながらの喫茶店のナポリタンです。
食後には、amaimonoメニューから自家製プリン。
プリン好きならずとも、大好きになってしまいます。
小さくて濃厚なチーズケーキは、その名の通りチーズのようなケーキが、口の中で濃厚にとろけていきました。
お皿にちょこんと添えられた小さな焼き菓子。
クリームとベリーソースが爽やかです。
オーガニックなスパイスで濃いめに作られたチャイは、湯気が立ち上るほど熱々。
ほっこりとした器を両手で包むと、優しくスパイスが香り、体の奥まで温まりました。
黒砂糖が添えられていて、チャイに入れても良いし、そのまま食べても美味。
ミネラルやカルシウムがたっぷりの、自然な甘さです。
店内にはアンティークがとけ込むように配置され、窓から見える蔦は絵画のようです。
此処に座っているだけで、肩の力がほどけて呼吸が深くなりました。
棚にはさまざまな本が並んでいます。
この落ち着いた雰囲気の中でお茶を頂きながらの読書は、もはや人生の贅沢ですね。
ゆったりと食事とお茶を堪能すると、雨はすっかり止んで店内に陽が差し込んでいました。
此処は心静かに自分が自分でいられる、ほんものの古民家カフェです。
慌ただしい現代。
古き良き静けさと落ち着きを守り続ける、穏やかな空間が此処にあります。
あなたも、北鎌倉『喫茶ミンカ』の頁をめくってみませんか?
店舗紹介
【喫茶ミンカ(きっさみんか)】
■住所:〒247-0062 鎌倉市山ノ内377-2
■電話番号:0467-50-0221
■営業時間:11:30〜17:30 変更になる場合がありますので喫茶ミンカ | Instagramをご確認下さい。
■定休日:金曜
アクセス
北鎌倉駅から 徒歩5分
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