【真鶴町ニュース】送付したマイナンバーカードの所在不明および経過について
2023年6月2日、真鶴町はマイナンバーカードの申請者から、本人限定受取郵便(特例型)で送付した封筒の中にマイナンバーカードが入っておらず、所在不明になっていることが5月10 日(水)に判明したことを公表した。
マイナンバーカードの所在不明から捜索までの経過
2023年4月 27 日(木)
地方公共団体情報システム機構(J-LIS)※から真鶴町へ、申請者の方のカードが納品。
鍵のついた書架でマイナンバーカードを保管。
2023年5月1日(月)
職員が封筒へ封入。
別職員が宛名と封入物の名前の一致を再確認。
2023年5月2日(火)
同封する通知、お知らせ、進呈する商品券を封筒に入れて封緘。
夕方、郵便局へ持ち込み。
2023年5月 10 日(水)
申請者の方から、本人限定受取郵便の封筒の中にカードが入っていないと電話があり。
開封済み封筒を確認するも、入っていないことを確認。
執務室内を捜索するも不明。
2023年5月 11 日(木)~25 日(木)
引き続き執務室の捜索、関係各所への確認、調査を行う。
2023年5月 26 日(金)
他課とともに、執務室の机、袖机、パソコンやプリンター等機器類を全てカウンター外へ出し、執務室内を空にし、引き出しや書架の中を更に捜索するも不明。
今後の対応
執務室内を徹底的に捜索するも、発見には至っていない。
対象のマイナンバーカードは、電子証明書の悪用ができないよう、5月 10 日(水)に一時利用停止の措置を取っている。
申請者の方の意向で、個人番号の変更とカード再交付の手続きを行った。
本人限定受取郵便の封筒へ封入する際に他の方の封筒に誤封入、または封入作業の際、封入がされていないことが可能性として挙げられる。
なお、取り扱った付近の現場調査や関係各所への問い合わせは実施済みで、現段階にて考えられるものの調査は完了している。
再発防止策について
真鶴町は、下記の再発防止策を講じることとした。
・同一スペースで複数の工程を行わず、工程別に別の担当者が行うことで、複数人でのチェックが可能になるよう作業手順を改善
・未交付のマイナンバーカードの庁内管理ルールを課内全体で共有し、誤った手順については担当者以外でも監視の目が届くように再徹底を図る