湘南工科大学学生が新江ノ島水族館「バーチャル水族館」ワークショップに技術協力
2024年3月3日、藤沢市の湘南工科大学学生で、横断型先端分野学修プログラム・XRメディアコースを履修する多田悠里花さん(工学部 情報工学科2年 以下同)、羽入田拓巳さん、長野優正さん、関勇翔さん、村中孝徳さんが、新江ノ島水族館を会場に開催されたワークショップ「ナイトアクアリウムを体験しながら VRで動く海洋生物を描いてみよう!」に技術協力で参加した。
ワークショップ当日は、小学1年生~6年生とその家族30組約80人が、閉館後の新江ノ島水族館・相模湾大水槽前に集合。
敷き詰められたシートの上でくつろぎながら海洋生物を自由に描いたり、学生が準備した魚などの塗り絵に取り組み、完成した絵をスキャナで読み取ると、その絵がプロジェクターで投影されたバーチャルリアリティーの海の中で泳ぎ出す “バーチャル水族館”を体験した。
HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着し、海中散歩ができる、VR体験も実施。
ワークショップの前には、ボランティア団体「みんなの絵本のおうち」(横浜市泉区)による絵本の読み聞かせと、新江ノ島水族館スタッフによる相模湾大水槽の解説も行われ、夜の水族館を満喫しながら、デジタルコンテンツ制作の楽しさに触れられるイベントとなった。
4月13日(土曜日)・14日(日曜日)に辻堂駅周辺で開催される「春のTSUJIFES」では、3月3日にスキャンしたすべての画像がバーチャルの海を泳ぎ回る様子を見られる予定。