【藤沢市】えのすいトリーターがカピバラ「ヒナタ」の新トレーニングを開始!
湘南の人気スポット「新江ノ島水族館」では、トリーター大内さんがカピバラの「ヒナタ」の新しい散歩トレーニングを開始している。今回の試みは野菜を使わずに行うという意欲的な方法で、「ヒナタ」にトリーターとの散歩を楽しんでもらうことを目的としている。
これまで、「ヒナタ」は野菜との結びつきからトリーターを認識していた。しかし、新しいトレーニングでは、その結びつきを解くために夕方の小屋に入る時間に散歩のトレーニングを行っている。日中に野菜を持って飼育エリアに入ることで「ヒナタ」はトリーターを野菜と関連付けてしまうため、新たな方法を試みている。
新しいトレーニング方法
夕方の時間はカピバラたちが小屋に入る時間で、一日の中でトリーターと接する最後の時間。この時間を利用してトレーニングを開始したところ、「ヒナタ」は最初、小屋からなかなか出てこなかったが、何度か試みを重ねるうちに少しずつ散歩用のハーネスを着用してくれるようになった。
さらに、先日はハーネスを付けて飼育エリア内を歩き回ることができるようになったが、2~3分経過するとoffモードに入り小屋に戻ってしまうという課題もある。今後は夕方に遊ぶ時間を設けて、より長時間の散歩トレーニングを行う予定だ。
将来的な目標
トレーニングを続けることで、「ヒナタ」が最終的にはお客さんのいる側で散歩ができるように進めていく予定。これにより、訪れる人々に楽しんでもらうことが目標だ。