【葉山町】ヤンバルトサカヤスデについての対策と注意点
湘南エリアで近年、ヤスデの集団発生が確認されている。葉山町をはじめとした地域では、外壁や道路に侵入し、不快感を与えるとして注目を集めている。
ヤンバルトサカヤスデとは?
ヤスデは土壌で暮らす生物で、落ち葉などの有機物を分解する役割を果たしている。不快害虫として知られているが、人体や農作物に影響を与えることはない。ただし、刺激を与えると臭気を発することがあるため、焼いたり熱水をかけて駆除することは避けた方がいい。
葉山町で問題となっているのは台湾原産の「ヤンバルトサカヤスデ」で、一度定着すると繁殖力の強さから根絶が困難とされている。
対策と予防策
侵入防止策
- 壁面に滑りやすい材質(養生テープ、アルミテープ、ステンレス材)を貼り付けることでヤスデが登れなくなる。
- 扉の隙間を隙間テープで埋める。
- 必要に応じて薬剤を使う。ただし、耐性が生じることや人や動植物への影響に注意する必要がある。
環境整備
- 落ち葉などの有機物を除去し、湿度を抑えることでヤスデが好む環境を作らない。
広域分散防止対策
- 卵や幼虫が付着した土や落葉を移動させないようにすることで、生息域の拡大を防ぐ。
お問い合わせ先
環境課
〒240-0192 神奈川県三浦郡葉山町堀内2135番地
開庁時間:8時30分~17時00分
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