【小田原市ニュース】小田原市立病院の新病院基本設計イメージ動画公開
令和5年4月13日、小田原市は令和5年1月26日に策定した小田原市立病院の新病院基本設計について、イメージ動画を公開した。
新病院の開業は令和8年春、グランドオープンは令和10年度を予定している。
参考:新病院の基本設計イメージ動画
新病院建設事業の経緯
小田原市立病院は、昭和33年に現在地に開設した。
昭和59年に全面改築を行っているが、改築してから35年以上経過し、電気設備や給排水設備などの設備面における老朽化が顕著となっている。
設備面以外にも、病室の一床当たりの面積が医療法施行規則の基準を下回っていることなどの問題もあり、早急な対応が求められていったため、令和8年(2026年)春の新病院開院を目指し、新病院建設事業を進めている。
新しく生まれ変わる小田原市新病院の特徴
・来院者がわかりやすく、利便性も向上するような病院
・渋滞の原因である県道から奥まった場所にあるロータリーの位置を変更
・敷地内を一方通行とすることで、バス・タクシー・一般車の車寄せスペースを確保
・敷地内に長いストロークを確保することで渋滞問題を解消
・敷地内を通過するグリーンパスの設置で敷地内外をボーダレス化
・院内は、ロータリー側の東主玄関と県道側の西主玄関をつなぐ2層吹抜のエントランス空間
新病院の規模・構造
敷地面積:23,021.61m2
延べ面積:41,271.53m2
階 数:地上9階
構 造:鉄骨造、免震構造
今後のスケジュール
令和5年度:実施設計(工事に使う詳細な設計)
令和5~7年度:建設工事
令和8年春:開院
令和8~10年度:既存病院解体、駐車場・外構工事
令和10年度:グランドオープン