【茅ヶ崎市】 インフルエンザ流行発生警報を発表(2023年12月12日発表)
茅ヶ崎市保健所管内(茅ヶ崎市・寒川町)ではインフルエンザ流行発生警報を発表した。
流行発生警報とは、大きな流行が発生、または継続しつつあると疑われることを示すことだ。
インフルエンザの場合は、1週間の定点医療機関あたりの患者数が30.0人を越えた場合に発表し、終息基準値の10を下回るまで継続するのだ。
市保健所管内の感染症発生動向調査によるインフルエンザの発生状況は、1定点医療機関あたりの患者数が「31.10」 となり、基準値となる「30」は超えてしまった。(2023年第49週(12月4日~12月10日))
インフルエンザとは
インフルエンザウイルスの感染による気道感染症。
例年は、11月下旬から12月上旬頃に始まり、翌年の1~3月頃に患者数が増加し、4~5月にかけて減少していくパターンを示しますが、夏季に患者が発生するなど、流行の程度とピークの時期はその年によって異なる。
感染経路と予防方法
インフルエンザの主な感染経路は咳やくしゃみの際の飛沫による飛沫感染。普段から咳エチケットを心がけることや、不織布製マスクをすることが有効。鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗おう。
また、インフルエンザワクチンは接種すればインフルエンザに絶対にかからないというものではないが、発病を予防、発病後の重症化や死亡を予防に関して一定の効果が期待できる。
主な症状
- 発熱(通常38℃以上の高熱)
- 頭痛
- 全身倦怠感
- 筋肉痛・関節痛など
- 咳、鼻汁などの上気道炎症状
約1週間の経過で軽快するのが典型的な症状。
対応
インフルエンザに罹患したら、服薬や療養等について医師の指示に従うこと。また、水分を十分に補給しながら安静にして休養をとること。
問い合わせ
保健所保健予防課
電話番号:0467-38-3321