【大磯・平塚 観光スポットレポ】大磯駅~高麗山(湘南平)~平塚駅 - 思い立ったらすぐに行ける!360度の景色を一望した後は、ゆるっと街ぶらハイキングコース<後編>

茅ヶ崎と江ノ島、三浦半島から小田原や伊豆、静岡方面と内陸側も見渡せる
【大磯・平塚 観光スポットレポ】大磯駅~高麗山(湘南平)~平塚駅 - 思い立ったらすぐに行ける!山の自然&歴史を楽しむ初心者向けハイキングコース<前編>からの続き。
まだまだ階段の山道が続きます。時折、段差の激しい箇所があるので、ほどよい運動になるのではないでしょうか。
気軽に行けるハイキングコースですが、ぬかるんだ道もありますので足元には十分にご注意を。
道中、お散歩中の女性二人組や虫取り網を持った親子を見掛けました。
途中、アスレチックのような道も。
お子さまにとっては、大冒険をしているような感覚を楽しめるのでは??
危ないので、大人は絶対目を離さないようにしてくださいね。
ここで案内図が現れました。湘南平までは200mとのことです。
平坦な道であれば200mなんてすぐですが、ここは山の中。階段は傾斜が急になって、腰の高さほどの段差があったりとなかなかハードな道のり。
ふと、顔を上げるとテレビ塔展望台が見えてきました!
山道から、ぽっかりと開けた「湘南平」に到着。
とても天気がいい日だったので、青空が広がっています。ハードな道のりで疲れていたはずが、一気に疲れが吹き飛ぶようです。
まず、目に入るのは「湘南平」のシンボルタワーであるテレビ塔展望台。
今は一時的に閉鎖されていて、中に入ることは出来ないんですね。2023年には再開が予定されていると、看板に書いてありました。
湘南平は高台になっており、最大の魅力は360度の景色。
茅ヶ崎と江ノ島方面、三浦半島の方までスッキリと見渡せます。
もう一方では、小田原や伊豆、静岡方面までよく見えます。残念ながら、富士山には雲がかかっていましたが、本来はとてもよく見えるスポットだと思います。
内陸側を見渡すと、走っている新幹線が見えましたよ。
どの方向から見ても、素晴らしい眺めを堪能することが出来ます。
テントを張ったり、レジャーシートを敷いてペットと寛いでいる方々などがいらっしゃいました。ロードバイクの方も何人もお見掛けしました。
お子さまの遊具もあるので、大人も子どもも楽しめる場所ですね。
筆者もこちらでお昼休憩を取り、身体の熱を冷まして疲れを取ることに。
いつまでものんびりとしていたいような場所です。
たっぷりめの休憩を取った後、下山することに。今度は下りの階段です。
「湘南平」へは平塚駅からバスを使っても行けますが、本数が一日数本と大変少ないのでご注意を。
帰りの道は一般道になっていて、カーブが多く車もよく通るのでくれぐれも注意をして歩いてくださいね。
途中「高麗山公園 子供の森」がありました。キャンプ場は、倒木等の影響で現在閉鎖されているそうです。
一般道を歩いていると、徐々に車や通行人が増えてきます。
40分程ひたすら歩くと、「高麗大橋」がありました。
ここからは「平塚駅」に向かって、街の雰囲気を楽しみながら歩きます。
花水川の川沿いは桜並木になっていたので、春は桜がすごく綺麗なんでしょうね。
「平成の一里塚」なるスポットも発見しました。
江戸時代に、大木が植えられ旅人の目印となり休憩場所であった「一里塚」。そんな「一里塚」を現代に蘇らせようというものだそうです。
こういった発見も、街ぶらならではの醍醐味ですね。
途中コンビニで休憩をして、さらに30分程歩きゴール地点平塚駅に到着。
大磯駅~高麗山(湘南平)~平塚駅の初心者向けハイキングコースは、軽い山道が最初の1/3程あり、後は一般道をのんびりお散歩をするようなコースとなっています。「今日、ちょっと多めに歩こうかな」「久しぶりに少し自然を楽しみたいな」といった時に、思い立ったらすぐに行くことが出来ます。
行楽の秋、季節の移ろいを楽しめるハイキングに行ってみてはいかがでしょうか。
施設紹介
【高麗山公園(湘南平)】
■住所:〒254-0913 神奈川県平塚市万田790
アクセス
東海道本線大磯駅より徒歩約45分
平塚駅北口3番線から、平35系統で「湘南平」下車。バス停から展望台まで徒歩すぐ。平塚駅北口から「湘南平」まで約23分。