【逗子 体験レポ】三浦アルプス(田浦~葉山)-低山と侮るなかれ。アップダウンの連続にどめの階段攻撃
今回は三浦半島を縦走する三浦アルプス(田浦~葉山)の紹介をします。
筆者が訪れたのは4月下旬の平日。
田浦駅から出発し、葉山教会にこまめに休息をとりながら約6時間かけて歩きます。ロープを頼りにしないと歩きにくいところや、アップダウンもかなりあり、低山だからと決して侮ってはいけないコースです。
うぐいすの鳴き声や、りすの鳴き声を聞きながら、海風がそよそよ通る木立の中を歩くことができ、訓練と癒しを同時に受けているような不思議な気分になります。
緑がとても深いので、神奈川県にいながらにして大自然を味わうことができます。
田浦梅の里~乳頭山~大桜
JR田浦駅から出発し、まずは「田浦梅の里」をめざしていきます。
「田浦梅の里」には、複数の小学校からの遠足にきている小学生達がたくさんおり、私達は元気な小学生達に別れをつげ、「田浦梅の里」の奥から、三浦アルプスハイキングコースへ入っていきます。
街中は日差しが強かったのですが、森の中は影も多く、さわやかな風が通って、とても涼しいです。
横浜横須賀道路の上を通っていきます。
道が細く、両側が崖になっているところも多いので、気を付けながら歩きます。
トトロがでてきそうな道です。
乳頭山(標高202メートル)につき、しばし休憩をとります。
次は大桜(標高159メートル)。とても立派な桜の木が一本あり、桜が咲いている時期にいつか訪れたいスポットのひとつです。
観音塚~ソッカ~仙元山
観音塚(標高167メートル)にて、旅の無事を祈ります。
途中ですれ違ったハイキングの団体に92歳の方が元気に歩いており、とても刺激を受けました。
「ソッカ」(標高189メートル)に着くと、まるで絵のような江の島の後ろに富士山という構図をみることができます。
最後の目的地、三浦アルプスの一番西の端に位置する仙元山に向かう途中に、登り下りの階段があり、終盤にきて気力と体力を奪われますが、仙元山(標高118メートル)の山頂広場にて、相模湾の絶景を見えることができます。
山頂広場にはトイレもありますので、ゆっくり休憩できます。ベンチが斜めになっており、置いたリュックもするするっと地面に落ちてしまったので、ベンチに座る場合は注意してください。
ブランコが木に吊られていました。
枝がしなりましたが、なんとかブランコに乗ることに成功!
私は漕ぐのが怖かったので乗るだけにしたのですが、同行者は漕いでいました。
とてもいい写真スポットです。
近頃運動不足なのもあって私にとっては少しきつめの歩きがいのあるコースですが、体を鍛えたい方にはとてもよいコースです。
訪れる場合は、充分な水・帽子・手袋(軍手等)・地図・ストックなどの準備を万全にしてください。また、道迷いも多いそうですので、看板や地図を見ながら気を付けてください。