【逗子 観光スポットレポ】 逗子海岸の丸ポスト - 夏にだけ現れる渚のポスト⁉エモい写真が撮れるフォトスポットをご紹介
青い海と赤いポストが生み出す、不思議なコントラスト
遠浅で波が穏やかな逗子海岸は、年間を通してウインドサーフィンなどのマリンスポーツが楽しめる、マリンレジャーには外せないスポット。
都内から電車で一時間半程でアクセスがよく、海水浴場開設期間中は、海上遊具や子ども向けイベントも開催され、家族連れなどで賑わう、湘南エリア有数のビーチです。
今年は6月30日(金)に海開きをして、9月3日(日)まで海水浴場が設置されています。
筆者が訪れた日も、おしゃれな海の家が並ぶビーチには、たくさんの海水浴客が夏の海を楽しんでいました。
そんな中、ふと目が留まったのが渚に佇むレトロな丸ポスト!
前回春に逗子海岸を訪れた際には、こんなものはなかったはず…。
よく見てみると、「逗子海岸POST」「絵はがき専用」の文字が。さらに、通常のポストと色合いが異なり素材も金属ではないようです。
湘南の青い海と、ギラギラと照り付ける夏の太陽を背景に、赤いポストが不思議なコントラストを生み出しています。
気になったので、逗子海岸営業共同組合へ問い合わせをしてみることにしました。
お話を伺ったのは、ポスト設置時に逗子海岸営業共同組合で組合長をされていた真壁さん。
逗子でウインドサーフィンやSUPのスクールなどを開催している(株)ウインドプランニングの代表をされている方です。
―このポストは、いつ何の目的で設置されたのでしょうか?
「2009年に、逗子海岸の夏季限定ライブハウスと共同企画して、特別オーダーして設置しました。当時は観光用に、近くの海の家で絵はがきが販売されていて、特別な風景印が消印として押され、投函した絵はがきが届くようになっていました。絵はがき専用と書いてありますが、絵はがき以外の郵便物も届いていましたよ。」
海水浴場開設期間だけポストが設置され、一日一回郵便局の方が回収し、通常の郵便物と同様に郵送されていたとのことで、当時は大きな反響があったそうです。
夏以外の期間は、老人ホームに持って行くなど、地域のコミュニケーションツールとしても活用されていたというお話も。
長年逗子海岸のシンボルとして活躍してきたのですが、コロナ禍で海水浴場が設置されない夏が続いたため、昨年からは郵便ポストとしては機能しておらず、写真撮影用スポットとしてのみ使用されているとのこと。
なんだか少し寂しい気持ちがしますが、現在はエモい写真が撮れる映えスポットとして活躍中。
逗子海岸は朝日も綺麗ですが、見事な夕日が有名なスポットです。夕日を背景にすると、さらに素敵な写真が撮れそうですね。
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今だけしか見られない、夏にだけ現れる逗子の“渚のポスト”。
ぜひ、みなさんも探してみてくださいね!
施設紹介
【逗子海岸】
■住所:〒249-0007 神奈川県逗子市新宿2丁目3
■電話番号:逗子海岸営業協同組合 0468713850
アクセス
JR逗子駅より徒歩約13分