【小田原 ショップレポ】matsutoco靴工房-世界に一つの靴作り!靴の教室&オーダー専門店
小田原駅前でも落ち着いた雰囲気のある西口エリア。
今回は、駅から歩いてすぐの商店街通りに、靴作りの専門店を開いている『matsutoco靴工房』へとお邪魔しました。
一から学べる靴作り教室
matsutoco靴工房では、靴作りの教室を開いています。
コースは2つ。
1つは、「靴教室」。
こちらのコースでは、あらかじめ先生が用意した木型と型紙をもとに、自分だけの靴を作り上げていきます。
靴作りが初めてでも取り組みやすく、男性・女性問わず、幅広い年齢の方が教室に通われているそうです。
靴の外側・アッパーは牛革(写真上)、内側・インナーには通気性のよい豚革(写真下)を使用します。
どんな風に色を組み合わせるかは自由。
左右でインナーの色を変えたり、パーツごとに色を分けたりと、自分好みにアレンジできます。
プレゼント用として家族やパートナーの靴を作る方も多いそう。
ベビーシューズを制作することもできます。
履かせやすいようマジックテープ式にする方が多いですが、お好みで紐にしてみたり、ワンポイントやイニシャルをつけてみたり。
赤ちゃんの健やかな成長を願い、心を込めてみなさん作られるそうです。
(ファーストシューズは1歳・13cmサイズでの制作となります。)
2つ目は、「木型・型紙教室」です。
このコースでは、足の計測を行い、靴作りの基礎となる木型と型紙を作るところからスタートします。
「靴教室」で取り組む内容が靴作り工程の一部なのに対し、「木型・型紙教室」で学ぶのは全工程。
何もないところから、靴の完成を目指します。
一度、自分専用の木型・型紙を作ってしまえば、ぴったり合う靴を何足も作ることができます。
靴作りの教室は1コマ3時間。月4回の月謝制となっています。
もし曜日や時間が固定できなくても、お店と相談しながら自分のペースで進めていけます。
靴教室 ¥10,000-/木型・型紙教室 ¥20,000- ※税別(別途入学金・材料費あり)
オーダーメイドの注文靴
靴を作りたいけど、なかなか教室に通うことが難しい…そんな方には、オーダーメイド注文も承っています。
希望の色・形などを事前に打ち合わせの上、足の採寸から完成まで、すべて靴作りのプロにお任せできます。
お渡しまでに期間を要しますので、納期などはお問い合わせください。
自分の足に合ったやさしい靴
革靴は、破れたり裂けたりすることがめったになく、長く使えることが一番の魅力。
履き続けるほど革の色の変化が楽しめ、足にも馴染んでいきます。
革靴と聞くと、少し履きにくいというイメージをもつ人もいるかもしれません。
オーナーの松本さんは、学生時代から足のサイズが大きく、長年靴探しに苦労されてきたそう。
そんな中、靴教室に通い、自分のために作り上げた革靴の履きやすさに感動を覚えたといいます。
一人ひとり違う足の形。足にフィットすることを大切に、負担のないやさしい靴作りを目指しています。
長く愛用していただくために、制作した靴に不具合が生じたら、matsutoco靴工房でメンテナンスすることもできますよ。
靴磨きや革製品のお手入れは、他店購入のものも承っています。
1日ワークショップや革小物販売も
matsutoco靴工房の人気ワークショップ「サンダル作り」。毎年夏に開催しています。
1日完結のワークショップなので、気軽に体験してみたいという方にピッタリの内容です。
今年はどんな形のサンダルにしようか検討中とのこと。
詳しい情報は決まり次第InstagramやFacebookでお知らせします。興味のある方はチェックしてみてください。
店内には靴作りの際に余ってしまう革を活用した、小物の販売も行っています。
アクセサリーやコインケース、バッグといった様々な革小物が並んでいます。
端材も無駄にすることなく、素敵な製品へと生まれ変わらせています。
扉を開ければすぐ工房。お気軽にお入りください。
matsutoco靴工房は、店内入ってすぐが工房スペースとなっています。
何のお店なのか、気になって覗いていかれる方も多いそう。
「靴は売っていませんが、少しでも興味を持たれたら、気軽に立ち寄っていただきたいです」とオーナーの松本さん。
自分に合う靴がなくお悩みの方から、靴作りという新しい世界をのぞいてみたい方まで、どなたでも大歓迎だそうです。
気になった方は是非、お店のドアを開けてみてください。
店舗情報
【matsutoco靴工房】
■〒250-0045 神奈川県小田原市城山1丁目6−33 山崎店舗 B
■電話番号:0465-20-7213
■営業時間:10:00~21:00(日曜日10:00~19:00)
■休業日:月・木+不定休
※第5週はお休みとなります。
※毎月の営業日はSNSでお知らせします。