【鎌倉 グルメレポ】カフェ ヨリドコロ - 江ノ電の目の前でいただく干物とこだわり卵の朝ご飯
鎌倉駅と藤沢駅をつなぐ江ノ電の途中駅、稲村ヶ崎駅で人気のカフェがあります。稲村ヶ崎駅を降り、右方向の線路沿いを歩いて3分、雰囲気のある古民家のカフェ ヨリドコロです。
こちらのカフェは名物となっている見どころがたくさんあります。今回は朝ご飯を食べに行って実際に魅力を体感しましたのでご紹介していきます。
まず一つ目の見どころは居心地の良い古民家です。木を基調としたカウンターや、昔ながらの丸テーブルがあるお座敷席で、落ち着いてゆったりと過ごすことができます。
そして次になんと言っても景色です。線路の真横にお店があるため、窓側の席やテラス席からは目の前スレスレを走る江ノ電を眺めながらご飯を食べることができるんです。
店内もテラスもどちらも素敵なので何度も行きたくなりますね。
朝は7時からオープンしていて、9時までは朝ごはんの時間です。数量限定の干物定食が食べられます。メニューは、あじ干物定食、さば干物定食、そしてあじとさばが両方楽しめるASA定食があります。ASA定食は魚1種の定食にプラス200円で魚2種が食べられてお得ですね。
入店前に入口で注文してから入ります。今回はさば干物定食980円(税込)と、さらに名物のこだわり卵220円(税込)を注文しました。
お店に入ると、至るところからシャカシャカという音が聞こえます。実はこれは名物となっているこだわり卵を泡立てる音です。ふわふわの卵かけごはんを作るため、定食を待つ間、卵の白身をミニ泡立て器を使って卵の白身を丁寧にかき混ぜてメレンゲを作っておきます。早速卵が運ばれて来たので私もふわふわメレンゲを目指してひたすらかき混ぜます。
どこまで泡立てたら良いか分からないでいると、店員さんが優しく教えてくれました。コツは、両手で斜めに泡立て器を持ち、大きく円を描くようにクルクル両手を擦るのだそうです。
時間と手はかかりますが、定食を待っている間にワイワイと楽しめるので、待ちくたびれるとこがなくて良いですね。
程よく泡だったころ、さば干物定食が運ばれてきてふわふわ卵かけごはんも完成しました。
定食は、さばの干物、ご飯、味噌汁、お漬物のセットです。メインのさばの干物は、ふっくらジューシーで塩味もちょうど良く、ご飯と相性抜群です。
そしてふわふわのメレンゲと濃厚なオレンジ色に輝く黄身の乗った卵かけごはんには、おすすめの甘口醤油を垂らして食べます。よくある卵かけごはんのように黄身と白身を混ぜないので、黄身の濃厚さをダイレクトに感じることができます。ご飯とメレンゲと黄身と甘口醤油という間違いない組み合わせで、口の中が幸せです。
白身のトロッと具合が苦手な方でもこの方法なら食べられるのではないでしょうか。
また、食事中何度か電車が通るのを間近で鑑賞することができました。こんなに目の前で電車を見ながらご飯を食べられるなんて他にないのではないかというくらい本当に近いです。
踏切がすぐ横にあるので、踏切の閉まる音がしたら構えることができ、シャッターチャンスを逃しません。
レジでは様々な地域から来たお客さんと店員さんが楽しそうに会話してる姿が何度もありました。この暖かいお店の雰囲気も人気の秘訣かもしれません。
稲村ヶ崎は駅からすぐ海沿いに出ることができるため、朝ご飯と合わせて、爽やかな朝の海景色と空気を楽しむこともできます。
ぜひ早起きをして、優しい干物定食と海で朝活を楽しんでみてください。
店舗紹介
■駐車場:無(提携駐車場あり)