【鎌倉市×Be&Do;】心理的資本と心理的安全性の関連性について実証実験を開始
株式会社Be&Doと、鎌倉市は、2023年10月よりリーダーの心理的資本の状態が組織の心理的安全性に与える影響に関して、共同実証実験を開始した。
2024年5月には実証実験の結果報告を予定している。
実証実験の意義・目的
近年、イノベーションや生産性向上が重要であることの議論が盛んに行われており、その中で注目を集めているのが組織の「心理的安全性(psychological safety)」である。
「チームにおいて、他のメンバーが自分が発言することを恥じたり、拒絶したり、罰をあたえるようなことをしないという確信をもっている状態であり、チームは対人リスクをとるのに 安全な場所であるとの信念がメンバー間で共有された状態」(エイミーC.エドモンドソン)と定義されている。
心理的安全性のメリットや重要性については多くのところで説かれているものの、心理的安全性を高める方法についての議論は発展途上にある。
ポジティブな心理的エネルギーで、積極的な行動や自律的な目標達成を促すエンジンである「心理的資本(psychological capital)」の開発手法をもとに人材育成・組織活性化のコンサルティングを行う株式会社Be&Doでは、心理的安全性向上を実現したいと願う組織に貢献するべく、心理的資本と心理的安全性の関連性の検証を行う。
特に、リーダーの心理的資本の状態が、組織へ与える影響は大きいとされる。
リーダー自身が真に自信を持ち、ポジティブな態度や言動をとることで、組織のメンバーの間にもポジティブなコミュニケーションが生まれ、結果的に心理的安全性が高まるものと考えられている。
実証実験の内容
本実証実験は、鎌倉市役所内の4つの組織を対象に、アンケート調査・ヒアリング調査、管理職への個別支援を用いて行う。
2024年5月に分析結果と共に結果報告を予定している。
実証実験の流れ
ステップ1:対象組織の心理的資本・心理的安全性の状態をアンケート・ヒアリング調査で把握
ステップ2:対象組織の管理職への個別支援(約6ヶ月間)
ステップ3:アンケート・ヒアリング再調査・分析にて検証結果を確認
この情報の詳細について
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