【小田原市】おだわら市民学校の海洋プラスチック問題に関する公開講座を開催
令和6年度(2024年度)のおだわら市民学校において、海洋プラスチック問題に関する公開講座が開催された。講座では、小田原市が抱えるごみ問題を学び、特に海洋プラスチック問題について深く掘り下げた内容だった。
2024年9月7日(土)、専門課程「自然を守り育てる」の第8回として開催された同講座は、一般の方にも聴講いただける形式で行われた。講師には環境部管理監の渡邊聡氏と、プラごみゼロチームおだわらの皆様を迎え、「小田原のごみ問題を学ぶ~海洋プラスチック問題~」というテーマで進行された。
プラスチックは私たちの生活に欠かせない素材である一方で、深刻な環境汚染を引き起こしている。特に小田原市は神奈川県内で最も多くマイクロプラスチックが集まる地域であり、その現状は非常に深刻である。
講座では、まず渡邊氏より海洋プラスチック問題の概論が解説され、その後プラごみゼロチームおだわらからは市内の川や海のごみの現状、そしてチームの活動についての話があった。さらに、酒匂川河口でのマイクロプラスチック採取実習も行われた。実際にマイクロプラスチックが簡単に見つかる現状に、参加者からは驚きの声が上がった。
受講生からは、「とても意味のある活動だった」「大変勉強になった」「今後もこのような講座を継続してほしい」といった感想が寄せられている。この講座を通じて、受講生一人ひとりがプラスチック問題に対する意識を高め、次の行動へとつなげることが期待されている。
問い合わせ先
小田原市文化部生涯学習課 生涯学習センターけやき
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