【小田原市】湘南ベルマーレフットサルクラブが味噌づくりワークショップを実施
2024年9月18日、湘南ベルマーレフットサルクラブは小田原紙器工業株式会社、および加藤兵太郎商店と共同で、児童養護施設ゆりかご園にて「味噌づくりワークショップ」を実施した。このイベントは、クラブ理念である「Chance&Empowerment」をテーマに、子どもたちが健やかに毎日を過ごすための交流活動の一貫だ。
当日の様子
8月24日(土)、湘南ベルマーレフットサルクラブの籔内涼也選手、片山聖選手、計盛良太選手、フィウーザ選手が園を訪問し、味噌づくりがスタート。加藤社長のレクチャーにより、子どもたちと選手が一緒に材料を混ぜたり、大豆をつぶしたりして作業を進めた。選手たちは、硬い大豆をつぶす際には、頼れるお兄さんとして子どもたちをフォローする姿が見られた。
初めは緊張していた子どもたちだが、徐々に打ち解けて笑顔が漏れるようになり、『楽しかった!』『出来上がるのが楽しみ!』といった声も上がった。また、選手たちにとっても貴重なひとときとなった。味噌づくりの後は園庭での交流も行われ、ますます絆が深まりつつある。
コメント
湘南ベルマーレフットサルクラブ 代表取締役社長 佐藤伸也氏
「私たちが定期的にゆりかご園を訪問していることで、顔見知りの子どもたちが増え、絆が深まっていることを強く感じた。味噌づくりは想像以上に大変で、汗をかきながらの作業だったが、皆で力を合わせることで自然と笑顔が溢れ、温かい雰囲気が生まれた。選手もスタッフもインターン生もみんなが貴重な体験をし、この地域に対する思いをさらに強くした。スポーツを通じて、機会をつくり、チカラを引き出すというクラブミッションを果たせた。」
小田原紙器工業株式会社 取締役 株式会社加藤兵太郎商店 七代目 社長 加藤篤氏
「味噌作り教室を開催する側からすると、子どもの反応は素直で面白く、発見の連続だ。味噌作りは単なる作業ではなく遊びの感覚に近く、大人だけで実施するより賑やかになる。今回も非常に楽しい教室になったと思う。子どもたちが味噌に興味を持ち、健康的な人生に繋げてくれることを期待している。」