【真鶴町】真鶴町が2025年度当初予算編成方針を発表!将来投資を重視
真鶴町は2025年度(令和7年度)当初予算の編成方針を発表した。この方針は真鶴町予算決算会計規則第10条に基づき、町内に通知されたものだ。2025年度予算では次の4つのキーワードに基づいて編成が行われる。
2025年度予算の4つのキーワード
- 将来には投資する
- 消費は切り詰める
- 負債は処分する
- 先送りはしない
この方針に従い、真鶴町は将来のための投資を大胆に行う一方で、現在の消費性質が強い事業の見直しを進め、負債とみなされるものの早期処分を図る。また、持続可能な事業かどうかを見極め、先送りせずに判断することを求めている。
町の財政状況
2024年度の予算では個人所得や企業収益の増加によって一定の増収が期待されているものの、地方税の構成比は23.4%と低い水準にある。さらに、2024年度当初は財政調整基金を2億円取り崩して成立させた。
一方、歳出では老朽化に伴う維持補修費や少子高齢化に伴う扶助費が増大している。2023年度決算での経常収支比率は96.5%(2022年度決算は94.5%)であり、財政の硬直化が進んでいるため慎重な財政運営が必要な状況にある。
予算編成の具体的指針
真鶴町は「第5次真鶴町総合計画~幸せをつむぎ、ともに進むまち真鶴~」を実現するために、積極的な事業スクラップ&ビルドを必要としている。すべての事務事業について、ゼロベースからの見直しを行う方針だ。
問い合わせ先
真鶴町 財務課
電話: 0465-68-1131 (内線350)