【鎌倉市】鎌倉市立小中学校で石綿含有吹付材の使用が確認
鎌倉市立小中学校において、調査の結果、石綿含有の吹付材が使用されていることが確認された。空気中のアスベスト繊維数濃度の測定結果、劣化等による飛散は確認されなかった。
調査の経緯
鎌倉市では平成17年(2005年)度及び平成20年(2008年)度において石綿含有吹付材の調査を実施し、使用が確認された建物に対しては必要な措置を講じてきた。令和5年(2023年)度からは専門業者による調査を実施し、令和6年(2024年)7月下旬に鎌倉市立小中学校の調査を開始したところ、石綿含有の吹付材が発見された。
施設と場所
- 第一小学校:星の子プレイルーム、教材室、図書室など
- 腰越小学校:プレイルーム、相談室、図工室、廊下など
- 今泉小学校:図工室、渡り廊下
- 岩瀬中学校:渡り廊下
アスベスト検出後の対応
石綿含有吹付材が確認された教室や廊下は、空気環境測定により目安値以下であることが確認できるまでは立入禁止とした。測定結果、全校で目安値を下回る結果となったが、露出の状態となっている第一小学校及び腰越小学校は引き続き立ち入りを制限している。
今後の対応
露出状態の天井については、専門の事業者による現地確認及び早期に除去作業を実施する予定。また、その他の箇所については、災害発生時等のリスクを考慮し、計画的に除去を実施する。
問い合わせ
鎌倉市 学校施設課
電話:0467-23-3000(代表)