【茅ヶ崎市】2024年インフルエンザ流行開始
2024年第43週において、茅ヶ崎市・寒川町を含む市保健所管内でインフルエンザの流行が始まった。この流行開始は感染症発生動向調査により判明しており、今後の本格的流行に備える必要がある。
現在の発生状況
茅ヶ崎市と寒川町では、感染症の1定点医療機関あたりの報告患者数が「1.00」となっており、流行の目安に達した。この値は、流行が始まった目安とされる。
インフルエンザとは
インフルエンザはウイルスに感染することによって発病する。短期間で多くの人に感染が広まる特性があり、日本では通常12月から3月が流行シーズンとされる。
感染経路と予防方法
- 感染経路は咳やくしゃみによる飛沫感染が主。予防には咳エチケットを守り、不織布製マスクの着用が有効である。
- 鼻汁や痰を含むティッシュは速やかに処分し、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた際は直ちに手洗いを行う。
主な症状
感染から1〜3日間の潜伏期間を経て、発熱(通常38℃以上)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛が突然発生し、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状が現れる。通常約1週間で軽快する。
治療方法
インフルエンザに感染した際は、医師の指示に従い服薬や療養を続け、水分を十分に補給しながら安静を保つ必要がある。