【茅ヶ崎 グルメレポ】デセール洋菓子店 茅ヶ崎本店の『たぬきケーキ』- 絶滅危惧種!?愛くるしいレトロなケーキ
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最近、密かに注目を集めているエモ可愛いレトロスイーツ
みなさんは、『たぬきケーキ』というのを見聞きしたことはあるでしょうか。
このホンワカした名前のケーキは、生クリームがまだ貴重だった昭和の時代にバタークリームを使用して、日本各地の町のケーキ屋さんでよく作られていたものです。ビジュアルは、タヌキを模しておりチョコレートで周りがコーティングされています。
お店によって少しずつ見た目は異なりますが、総じて少しとぼけたような可愛らしい顔をしているのが最大の特徴。
昭和後期以降、生クリームが潤沢に手に入るようになるとさまざまな種類のおしゃれなケーキが一般的に手に入るようになり、『たぬきケーキ』はすっかり町のケーキ屋さんから姿を消しました。
しかしながら、近年、その見た目の「愛らしさ」「希少性」「エモさ」などから密かに再び注目を集めています。
カワイイ見た目で思わず写真を撮りたくなるのも、その人気再燃のポイント。
この絶滅危惧種の『たぬきケーキ』をテレビやインスタで何度か見掛けたことがあり、愛らしい風貌に一目ぼれした筆者は「何としても会いたい!!」と情報を集めました。すると、「デセール洋菓子店 茅ヶ崎本店」さんでの目撃情報を発見。早速向かいました。
創業40年以上の老舗洋菓子屋「デセール洋菓子店 茅ヶ崎本店」さんは、浜見平団地交差点にあります。
お隣は美容院、二階は歯医者さんになっているようです。
お店に入りショーケースを覗くと、そこには・・・愛しの『たぬきケーキ』は・・・いませんでした。
どうやら訪れた前日にメディアで紹介されたそうで、開店から早々に売り切れてしまったとのこと。筆者の前に並んでいたご夫婦も、『たぬきケーキ』を買いに来ていましたが買えずに帰られました。
お店の方に伺うと、次に出来上がるのは夕方とのことだったので、その日は諦めて一旦退散。
後日、週末に改めて訪問して、やっと『たぬきケーキ』に出会うことが出来ました。
会いたかった、癒し系のお顔の『たぬきケーキ』は、男の子と女の子がいたのでペアで購入。
帰宅後、つぶらな瞳で見つめられ「食べるのが可哀そう」…という気持ちを、ぐっと抑えていただきました。
中身はバタークリームがたっぷりと入っていてチョコのスポンジと相性抜群!周りのチョコレートがパリっとしていてとっても美味。
小ぶりですが、食べ応えがあって一個で満足度がかなり高いと思いました。
耳部分は、アーモンドスライスでできているんですね。鼻の部分は、親指と人差し指でピッと摘まんで形作るんだとか。
ちなみに、お耳のリボン以外男の子と女の子の中身や材料の違いはなかったです。
「デセール洋菓子店 茅ヶ崎本店」さんでは、開店時と午後遅めの二回、商品ができあがって補充されるとのことなので、『たぬきケーキ』ご来店の際はご注意を。
写真映え間違いない、エモくてカワイイ絶滅危惧種『たぬきケーキ』。
古き良き時代のスイーツを今も作り続けている、老舗洋菓子店でぜひ見付けてください!
店舗紹介
【デセール洋菓子店 茅ヶ崎本店】
■住所:〒253-0061 神奈川県茅ヶ崎市南湖5丁目18−20 守家ビル
■電話番号:0467-86-7271
■営業時間:10:00-20:00
■定休日:火曜日
※営業時間など変更になっている可能性がありますので、ご注意ください。
アクセス
JR東海道本線 茅ヶ崎駅から浜見平団地行バスで「 団地中央」下車 徒歩1分