【藤沢市】新江ノ島水族館、カツオノエボシの謎に迫る研究成果発表
新江ノ島水族館は、東海大学や東京大学、イェール大学と連携し、カツオノエボシの未知の繁殖生態に迫った研究成果を発表した。研究により、未成熟の生殖細胞が放出後に成熟することが明らかになり、カツオノエボシの繁殖について新たな知見が得られた。
研究の背景と成果
- カツオノエボシは強い毒を持つ危険生物として知られているが、繁殖については未解明な点が多い。
- 東海大学や東京大学、イェール大学との国際共同研究により、ゴノデンドロン(生殖枝)の構造と生殖細胞の成熟過程を解明した。
- 生殖枝が本体から切り離されてから成熟が進む可能性が示唆された。
新江ノ島水族館の今後の取り組み
新江ノ島水族館では、本種の飼育技術を向上させ、長期飼育と繁殖に取り組み、世界初の常設展示を目指している。今後もカツオノエボシの生態解明を進めていく。