【小田原市】神奈川県内の南海トラフ地震防災対策を詳述!各自治体の対応まとめ
神奈川県内では南海トラフ地震に備えた各自治体の防災対策が進められている。南海トラフ地震防災対策推進計画には、その目的から推進計画の位置づけ、推進地域の設定、想定される被害、及び具体的な防災対応など、多岐にわたって記載されている。
南海トラフ地震に関する防災対策の目的及び性質
この計画は、南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法(2002年法律第92号。以下「法」という。)第5条第2項の規定に基づき、南海トラフ地震防災対策推進地域について、津波からの防護、円滑な避難の確保及び迅速な救助に関する事項、緊急に整備すべき施設等の整備を目的として策定している。
推進地域及び津波避難対策特別強化地域
法第3条第1項の規定に基づく推進地域及び同法第10条第1項の規定に基づく津波避難対策特別強化地域に指定された27市町(横浜市、横須賀市、平塚市、鎌倉市など)が含まれている。
想定される被害の概要
最大震度は6弱、最大津波高は4メートル、浸水面積(30cm以上)は30ヘクタールであると予測されている。津波の到達時間は発生から約28分である。
災害時の対応
- 調査中:マグニチュード6.8以上の地震発生時に調査開始。
- 巨大地震警戒:モーメントマグニチュード8.0以上の地震発生時に警戒発表。
- 巨大地震注意:モーメントマグニチュード7.0以上の地震発生時に注意発表。
問い合わせ
防災部:防災対策課 危機管理係
電話番号:0465-33-1855
HP:https://www.city.odawara.kanagawa.jp/info/p38570.html