【二宮町】「物忘れ相談シート」で認知症の早期発見・支援をサポート
認知症の早期発見・早期対応を支援するため、二宮町が医療機関への受診や相談時に活用できる「物忘れ相談シート」を作成した。このシートは、認知症サポート医や地域包括支援センターなのはなの専門職と共同で作られたものだ。
普段の生活の中で気になる症状や困りごとを正確に伝えられるよう工夫されており、医療機関での初診時や定期受診時に活用することができる。
物忘れ相談シートの活用場面
- 初めての医療機関受診時に状態を伝える際
- 定期受診時に認知症の症状を伝える際
- ケアマネジャーや地域包括支援センターへの相談時
早期相談のメリット
- 自分で人生の選択ができる
- 必要な準備を進めることができる
- 理解ある人との出会いが早まる
- 他の病気が見つかる可能性がある
- より良い生活のためのヒントを得られる
相談・問い合わせ先
- 地域包括支援センターなのはな(二宮町役場1階7番窓口)
- 電話:0463-71-7085(直通)
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筆者のコメント
認知症は誰もが直面する可能性のある身近な課題だ。私の周りでも、親の変化に気づきながらも、どう対応すればいいか悩んでいる友人が増えてきている。
この物忘れ相談シートは、普段なかなか言葉にできない心配事を整理して伝えられる良いツールになりそうだ。
年末年始は家族が集まる機会も多いため、いつもと様子が違うと感じたら、このシートを活用して早めの相談を検討してみてはどうだろうか。大切な家族の変化に気づいたときの最初の一歩として、心強い味方になってくれるはずだ。