【小田原 イベントレポ】県西ドラムサークル in LIVE HOUSE 小田原姿麗人 - 輪になってジェンベを奏でる楽しい夜を体験してきました
仕事終わりの夏の夜、小田原を中心に活動されている県西ドラムサークルに参加し、
県西ドラムサークルとは?
県西ドラムサークルは不定期に開催されていて、今回は2024年8月5日、月曜の夜に行われました。場所は小田原市のJR鴨宮駅から徒歩10分弱のLIVE HOUSE 小田原姿麗人です。
そもそもドラムサークルとは何でしょうか。ドラムサークルファシリテーター協会によると、
参加者が輪になって即興的に作り上げる打楽器・パーカッションのアンサンブルです。
みんなが一体感を感じながら楽しい時間を共有します。心の扉を開き、協調性を促進する効果があります。
通常、ファシリテーターと呼ばれるガイド役がリードしていきます。
参加者の年齢を問わず、音楽経験も必要ありません。ファシリテーターの進行によって、どんなハプニングも楽しい要素となってアンサンブルが発展していく参加型音楽レクリエーションです。
(引用:ドラムサークルとは - ドラムサークルファシリテーター協会(DCFA))
筆者の私自身も学校の授業以外で楽器の経験はないのですが、初めてでも問題なく楽しめました!
県西ドラムサークルは、株式会社ビートオブサクセスの主催するファシリテーター養成塾でドラムサークルを学んだ経験がある、本木さんと澤地さんによって数年前に立ち上げられました。元々代表の本木さんは、この日の参加者のお一人と「仕事帰りドラムサークル」として平日夜に大人のコミュニティの場としてドラムサークルを行っていました。それが発展して現在の県西ドラムサークルになっています。
そのためドラムの技術を学ぶのではなく、人と人をつなげるコミュニティが目的で開催されており、子供からお年寄りまで誰でも参加することができます。この日も様々な年齢性別職業の8名が集いました。
会場のLIVE HOUSE 小田原姿麗人へ向かう
会場となっているLIVE HOUSE 小田原姿麗人は、鴨宮駅から少し歩いた住宅街に突如として現れます。先代のオーナーの方々から数十年ほどの歴史ある場所とのことですが、建物はとても綺麗で快適です。普段は様々なアーティストのライブやイベントが開催されていて、今回のように活動の場としてホールをレンタルすることも可能です。
会場のホールにはドラムとイスが輪になるように配置されています。
開始時間の19時を前に、ポツポツと参加者が集まってきました。今回は初参加とリピーターが半々で、初めはみなさん静かに様子を伺っているようでした。
ドラムサークルを楽しむ
19時になるとファシリテーターの澤地さんの声かけにより、参加者皆で椅子に座って輪になりました。
ジェンベという西アフリカ発祥のドラムを使います。まずは簡単に使い方の説明を受けました。使うのはゴブレット型のジェンベで、両足で挟んで手のひらで叩くと音が出るとのことでした。
音を試したら、すぐに一度全員でセッションを開始しました。とは言っても、1人のベースドラムの出してくれるベースと、ファシリテーターのリードで戸惑うことなく始めることができました!何より、「正解はないです。合わせて真似してもいいし、人に合わせなくてもいい。自由に叩きましょう!」という澤地さんの言葉で、初めてでも気楽に楽しむことができました。
一度少し叩いた後は、ドラムサークル流の自己紹介がありました。ベースドラムに合わせて1人ずつジェンベを叩きながらリズムに合わせて自己紹介をします。一周終わると、場が和んできました。
その後はテンポアップしてセッションをしていきます。1人ずつ、2フレーズ程度自由なリズムでジェンベを叩き、他の参加者が続けて真似て叩いてみたり、指揮者のように輪の中心で音の強弱をリードしてみたりしました。この頃になると、参加者の皆さんは指揮するだけでなく音に合わせて踊って楽しんでいました。
1時間程度ジェンベを叩き、休憩です。今回はドリンク付きでした。座っているとはいえなかなか動いたので、ドリンク付きなのは嬉しいポイントでした。
後半戦は、ジェンベだけでなく、他の楽器も使ってセッションをしました。
こちらはドレミパイプと呼ばれる楽器です。
色で音程が決まっていて、各自が叩くだけで音楽ができあがります。
ドレミパイプで動き回ったり、アフリカのリズムで早くジェンベセッションをしたりしてとても盛り上がったところで、ラストはゆったりとヒーリングミュージックのような音楽をセッションしました。トーンチャイムとレインスティックを使い、これまた自由に奏でます。
ドラムだけでなく様々な楽器を使い、飽きることなく2時間が過ぎました。
体験を終えて
最後には集合写真を撮ったり、参加者も積極的に楽器を片付けたりと、和気あいあいとした雰囲気になっていました。
今回は終了後に、ライブハウス1階でオーナーが腕を振るう亀井食堂で飲食ができました。
キーマカレーを食べながら参加者同士で会話を楽しみます。ドラムサークルのおかげで初対面でも皆さん会話が弾んでいたように思います。
初めて経験したドラムサークルは、音楽経験のない私でも躊躇なく楽しむことができました。個人としては、無心になってドラムを叩く時間を過ごすことでストレス解消になりました。また、1人1人では演奏することが難しくても、自由に音を出すだけで皆で1つの音楽を作ることができるというのが良いです。今回のドラムサークルでは、県西ドラムサークルの趣旨のように、楽器をやることそのものよりも楽器を通して人とコミュニケーションを取ってつながることの意義を感じました。
今後の県西ドラムサークル活動にもご期待を!
県西ドラムサークルは今後も不定期に開催されるとのことです。同様に平日夜の開催もあるとのことなので、ご興味のある大人の方々は、仕事後のリフレッシュと出会いの場として参加されてみてはいかがでしょうか。
また、次回は2024年8月14日にJR小田原駅の三の丸ホールで開催予定です。夏休みの14時開始なので、小学生のお子さんのご参加も歓迎とのことです。夏の思い出作りとしてファミリーでの参加はいかがでしょうか。詳細とお申し込みはこちらをご覧ください。
イベント詳細
【県西ドラムサークル in 小田原姿麗人】
■開催日:2024年8月5日(月) ※他不定期開催
■時間:19:00 - 21:00
■開催場所:LIVE HOUSE 小田原姿麗人(〒256-0816 神奈川県小田原市酒匂1-5-32)
■参加費:2,000円 ※リピーターは1,800円
■主催:県西ドラムサークル
■問合せ先:dc.kensei@gmail.com
※県西ドラムサークルの情報は、主にFacebookグループで発信しています。『グループ名∶県西ドラムサークル【from小田原市】、参加申請要』
施設紹介
【LIVE HOUSE 小田原姿麗人】
■住所:〒256-0816 神奈川県小田原市酒匂1-5-32
■電話番号:0465-48-3967