【小田原 学びスポットレポ】小田原 マンホールの蓋 - ご当地マンホールの宝庫!定番マンホールからスペシャルマンホールまで<後編>
マンホールは路上のアート!
手軽で誰もが見ることのできる路上アートとして近年じわじわと人気を集めている「マンホールの蓋」。
マンホール愛好家を「マンホーラー」や「蓋女」と呼び、マンホールを探す活動を「蓋活」なんて言ったりするそうです。
前編では、小田原の観光と共にマンホールアートを巡る順路をご紹介しています。
後編の今回は、小田原広域で見られる定番デザインと、特別なデザインのマンホールの蓋をご紹介いたします。
広域で見られるマンホールの蓋①
小田原市の広域で見ることができるマンホールの1つ目は、「酒匂川の渡し」です。
歌川広重の東海道五十三次の小田原をモチーフに、市内を流れる酒匂川と小田原城、箱根連山、霊峰富士をデザインしたマンホールの蓋。
小田原の魅力をギュッと詰め込んだデザインになっていますね。
間違い探しのようですが、目を凝らしてみると汚水(おすい)用と雨水(うすい)用があるんですよ。
前編でご紹介したかまぼこ通りには、同じデザインのカラーマンホールがあります。
酒匂川を渡っている姿は、カラーマンホールの方がより分かりやすいですね。
広域で見られるマンホールの蓋②
小田原市広域で見られるデザインの2つめは小型のマンホールの蓋です。
可愛らしい「メダカ」がデザインされ、通常のマンホールの蓋よりも小ぶりな蓋になっています。
蓋の小型化で「酒匂川の渡し」のデザインが収まらないため、新たに生まれたのが、清流を泳ぐ市の魚「メダカ」のマンホールなんだそうです。
広域で見られるマンホールの蓋③
消火栓や防火水そうの蓋も、市内のいたる場所で見ることができます。
いざという時に使用する場合もあるので、目立つカラーリングと分かりやすいデザインで、子供から大人まで認識できるデザインになっています。
マンホーラーからガンダムファンまで必見!
バンダイナムコグループ「ガンダムプロジェクト」では、全国の自治体と協力し、 国内活性化と全国の世代を超えたガンダムファンとの絆を表す取り組みとして、 ガンダムデザインのオリジナルマンホールの設置します。
小田原市がガンダムの生みの親である富野 由悠季(とみの よしゆき)さんの 出身地であるといった理由などから、プロジェクト第1号に選定され、2種類のマンホールの寄贈を受けることとなりました。
2021年8月に設置されたマンホールで、ロボットアニメの金字塔ともいえる「機動戦士ガンダム」に登場するモビルスーツの 「ガンダム」と「シャア専用ズゴック」の2種類があります。
ガンダムマンホールの蓋
前編でご紹介した際、ダイヤ街商店街の外れにスペシャルなマンホールの蓋があるとお伝えしていたのは、こちらです!
ダイヤ街商店街は北条家5代のマンホールが揃う中、1つだけガンダムデザインがあるのです。
小田原城を背景にしたガンダムというスペシャルなデザイン!
小田原城に行く際は必見のマンホールの蓋です。
シャア専用ズゴックマンホールの蓋
早川駅から歩いてすぐのところに小田原漁港(早川港)があります。
港内の一角には、1999年3月10日に完成・点灯された「小田原ちょうちん灯台」が見える場所があります。
そのすぐ近くに、シャア専用ズゴックマンホールの蓋があります。
小田原ちょうちん灯台を背景に、小田原漁港で獲れたであろう魚を持っているズゴックの姿は、なんだか愛らしいですね。
小田原とズゴックの夢の共演を果たしたマンホールは一見の価値があると思います!
近くには小田原漁港で水揚げされた新鮮な魚介を提供しているお店もあるので、合わせて行ってみるのも良さそうです。
小田原は道端アートの宝庫
前編・後編でお送りした小田原のマンホールの蓋ですが、その種類の多さをお分かりいただけたかと思います。
ただ観光地を歩くだけでなく、ご当地マンホールを探すだけでも観光がより一層楽しめるのではないでしょうか。
ぜひ小田原に出掛けた際は、マンホールの蓋にも注目しながら歩いてみてくださいね。
地図
【ガンダムマンホールの蓋】
■住所:〒250-0011 神奈川県小田原市栄町2丁目9 ダイヤ街商店街内
【シャア専用ズゴックマンホールの蓋】
■住所:〒250-0021 神奈川県小田原市早川1丁目 小田原漁港内
関連リンク
プロジェクト初!ガンダムマンホール寄贈 | LITTLE TRIP 小田原
小田原市ホームページ | 下水道の豆知識
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