「君はいつも、迂回する」の大型ポスターが横須賀線沿線5駅に掲出
マイクロマガジン社は、ことのは文庫×魔法のiらんど「泣ける文芸小説」コンテスト大賞受賞作「君はいつも、迂回する」の大型ポスターを横須賀線沿線の5駅に掲出した。
「君はいつも、迂回する」と言えば横須賀を舞台に繰り広げられる儚くも尊い、9年間の物語を描いた人気の小説だ。
作品を読んだ書店関係者、レビュアーからも「涙が止まらない」「優しさに溢れた作品」と感動の声が寄せられている。
ポスターは、横須賀線の沿線5駅に2023年7月11日(火)から7月17日(月)まで掲出予定とのこと。
書影にも使用されている、急行2号先生が描いた装画を使用した限定デザインとなっているので、近くに立ち寄った際には、見に行ってみよう。
ポスター掲出:概要
掲出期間
2023年7月11日(火)~7月17日(月)
掲出駅
北鎌倉駅/鎌倉駅/横須賀駅/衣笠駅/久里浜駅
※駅係員へのお問い合わせは遠慮してほしいとのこと。
「君はいつも、迂回する」:あらすじ
9年前の7月初め。
「霊が視える」という体質により級友から誤解され、引きこもりとなった宮脇珠杏(みやわきすず)は、横須賀の学校で3か月遅れの高校生活を新たに始めようとしていた。
登校初日、幼馴染でお調子者の多賀谷節(たがやせつ)とともに、遅刻しかけた彼女の前に現れたのは、節の親友で不愛想な保城臨(ほうしろりん)という男子生徒。
珠杏の事情を前から知っている節と、知っても何も態度の変わらない臨の存在に、彼女の心は次第に癒されていく。
しかし、その幸せな時間は、長くは続かなかった――。