【2023年最新】 江の島イルミネーションイベント特集(湘南の宝石&Jewerium)
藤沢市・江の島にて現在開催中のイルミネーションイベントを大特集!
江の島島内の「湘南の宝石2023-2024~江の島を彩る光と色の祭典~」と、新江ノ島水族館の連動イベント「Jewerium」を取材してきました。どちらも開催期間は2023年11月〜2024年2月末(うるう年のため2/29)までと、長期間楽しめます。光に溢れる江の島・片瀬海岸エリアを訪ねる際の参考になさってください。
※天候の状況などにより、イベントの開催期間および観光施設の営業時間等が変更、または一時中断・中止になる場合あり。天候によるイベント開催の判断は当日の正午に発表予定。公式サイトのインフォメーションよりご確認ください。
■取材・撮影協力:江ノ島電鉄株式会社、湘南藤沢フィルム・コミッション、新江ノ島水族館
目次
江の島を彩る「湘南の宝石2023-2024」
江の島・片瀬海岸エリア一帯を彩る、ウィンターイベント「湘南の宝石~江の島を彩る光と色の祭典~」。「関東三大イルミネーション※」、「日本夜景遺産」など数多く認定されています。「インターナショナル イルミネーションアワード」2023年度においても、夜景観光士6,452人が選んだ、イルミネーション部門優秀ストーリー賞第2位を受賞。
(※「関東三大イルミネーション」とは、江の島の「湘南の宝石」と、あしかがフラワーパーク(栃木県足利市)、さがみ湖イルミリオン(神奈川県相模原市)の3つ。2012年の第1回から、夜景鑑光士検定を所有する夜景鑑光士によって選出され、夜景観光コンベンション・ビューローに認定されています。)
今年はメイン会場のサムエル・コッキング苑と江の島シーキャンドルが20周年、江の島岩屋が施設再開から30周年を迎え、イルミネーションもパワーアップ!湘南の自然、夜景と一体化した宝石イルミをお楽しみください。
関連リンク:イルミネーション詳細マップ(公式パンプレット画像より)
【公式】湘南の宝石2023-2024~江の島を彩る光と色の祭典~|イルミネーション
なお12/1(金)より、スマートフォンアプリ「furari(フラリ)」を使用した「湘南の宝石デジタルスタンプラリー」も開催。条件を達成すると抽選で自治体マイナポイントや『湘南の宝石』点灯権が当たります。ぜひ合わせてご参加ください。
関連リンク:湘南の宝石デジタルスタンプラリー 特設サイト
江の島に入島。早めにスタンバイ!
日が暮れ始める、16時頃に江の島に入島。イルミネーションの点灯の瞬間を見ようと、早めに到着しました。この日はやや雲が多かったので、残念ながら富士山は見えなかったのですが、うっすらとピンク色に色づく夕焼けが綺麗な背景となっていました。
「江の島エスカー」でスイスイ♪
日本初の屋外エスカレーターとして設置された「江ノ島エスカー」。いつもは江の島散策を楽しみながら歩いて江の島シーキャンドルを目指しますが、今回は「エスカーで行ってみよう!」ということに。
江の島弁財天仲見世通りを抜けたら、江島神社の朱の鳥居(大鳥居)をくぐらず、左の道を進みます。
江の島エスカー、1区の乗り場に到着します。紙チケットは列に並び受付で購入しますが、オンラインで事前購入もできます。江の島エスカー、江の島サムエル・コッキング苑、江の島シーキャンドル入場券がセットになったチケット「シーキャンドセット+ナイト券」がお得。なお、江の島エスカーのチケットだけを購入した後でも、江の島サムエル・コッキング苑入り口で追加料金を払えば、イルミネーションを楽しめますよ。
江の島エスカー
◼︎休業日:年中無休
◼︎営業時間:8:50~19:05
◼︎料金詳細:中学生以上/小学生
江の島エスカー全区間(1区~3区):360円/180円
江の島エスカー1区:200円/100円
江の島エスカー2区-3区:180円/90円
江の島エスカー3区:100円/50円
<セットチケット、そのほか>
・江の島サムエル・コッキング苑:夜間イベント17時以降は有料(500円/250円)
・「江の島シーキャンドル(展望灯台)」:500円/250円
・江の島エスカー、江の島サムエル・コッキング苑、江の島シーキャンドル入場券がセットになった「シーキャンドセット+ナイト券」:1,100円/550円
※上記に加え、新江ノ島水族館、江の島岩屋の入場券もセットになった「えのしまえのすいエリアパスポート+ナイト」は丸一日遊べます。
※紙チケット、オンラインチケットあり(アソビュー!WEBチケット、EMotオンラインチケットの2種)
公式サイト:江の島エスカー/江の島・鎌倉ナビ
【公式】湘南の宝石2023-2024~江の島を彩る光と色の祭典~|イルミネーション
チケット売り場の前には、江の島シーキャンドルの混雑状況、屋内・屋外フロアの開放状況を示す案内表示もありました。風が強い日などは上る前に要チェックですね。公式サイトのバナーでも、空いているところがすぐわかる「ENOMAP(Powerd by VACAN)」も公開していますよ。
江の島エスカーは全部で3つあり、1区はスクリーンになっていて綺麗な映像も楽しめます(2,3区はなし)。1区は踊り場を挟んで2段階に分かれており、2種類の映像が楽しめます。
エスカレーターの壁全面をクラゲやイルカが泳いでいる姿に、「イルカと撮って!」と盛り上がる子供。季節や時間帯によって流す映像も変わるようです。
なお、江島神社の大鳥居をくぐり1区は階段を登りたい方、途中から疲れた…という方も、江の島エスカーの2,3区からチケットを購入することもできます。江の島の頂上まで徒歩20分かかるところ、エスカーなら5分程度で到着するのでとても便利。ただし、下りのエスカーはなく、徒歩になりますのでご注意(遊覧船「べんてん丸」で帰る方法も後ほどご紹介します)。
親切なことに、要所要所にカメラスタンドもありました(島内7箇所)。自撮り棒はないけど、グループ全員や、2ショットを自分達で綺麗に撮りたいな、という時にありがたいですね。
メイン会場江の島サムエル・コッキング苑へ
江の島サムエル・コッキング苑にあっという間に到着。入り口で入場券を購入し(または購入済みのチケットを見せて)入場します。江の島サムエル・コッキング苑の1番奥にある「江の島シーキャンドル(展望灯台)」に向かいます。まだイルミネーション点灯前ですが、クラゲがキラキラ輝いていて、今からワクワク!
17時からイルミネーション点灯式
寒いなか、強風のなか
江の島頂上まで来ていただいた皆さまありがとうございました♪#湘南の宝石 は2024.2/29 まで点灯中です✨✨
是非キラッキラな江の島へいらしてください!#藤沢 #江の島 pic.twitter.com/9REjU7mtsG— つるの剛士とシーキャンドルズ🎸🌊🌴 (@seacandles1) November 23, 2023
江の島シーキャンドル前で、点灯式がスタート。点灯カウントダウンは毎日実施されます。同イベントがスタートした11/23(祝)の夕方からは、ふじさわ観光親善大使のつるの剛士さんとシーキャンドルズが、点灯式&オープニングライブを開催した模様。大盛況だったようですね。
取材した日はちょうど、藤沢市の姉妹都市である長野県松本市のご家族をお招きして、藤沢市を体験してもらうツアーを実施していたようです。点灯式では、松本市の子供達が楽しんだ藤沢の感想トークの後、子供達が点灯ボタンを押してくれました。
”10,9,8,7…3,2,1、点灯!”
の掛け声と共に、子供達が点灯ボタンを押した瞬間、”わー!”という歓声とともに、宝石たちが光り始めました。360°どこを見ても輝き、子供も大人もワクワクが止まらない様子。
晴れた日はこのくらいの時間帯で、夕日が落ちる瞬間と富士山のシルエット、イルミネーションの共演が最高だそう。ぜひリベンジしたいです。
夜もふわふわドームで大満喫!
点灯式会場の後ろには、ライブスペースと、ふわふわドームがあります。ふわふわドームは、3〜9歳のお子さん限定の飛んだり跳ねたりできる魅力的な遊具。この寒い中、たくさんの子供達が裸足で駆け回っていましたよ。イルミネーションを眺めながらジャンプ、最高でしょうね♪
江の島シーキャンドルへ
点灯式の後は、江の島シーキャンドルへ。入り口で入場券を購入(または購入済みのセットチケットを見せて)入場します。
その日は17時の点灯開始から、たった15分でエレベーターの待合スペースが長蛇の列!整理券入場に切り替わっていました。整理券を受け取った方達は、番号が呼ばれたら中の列に並ぶ仕組み(江の島シーキャンドルのセット券をご購入の方は払い戻しができないため、整理券を早めに受け取りましょう)。
エレベーターで昇る展望台は高さ41.7m 海抜101.5mです。エレベーターが来るまでワクワクドキドキ。エレベータはガラス張りなので昇っていく時間も楽しめますよ。
エレベーターを降りると、ガラス張りの展望フロア。寒さが厳しい冬でも、室内で快適に楽しめます。階段で上がった屋上展望台は、さらにガラスなしで美しい写真が撮影できますよ。360°のパノラマビューで、直径70mを超える、日本有数の光の大空間!
屋上展望台で下を覗くと、地上に溢れていた、色とりどりのイルミネーションが見えて、子供も大興奮!一面が輝き出す点灯の瞬間を、江の島シーキャンドルの上から眺めるのも、きっと素敵でしょう。次回は”点灯を上からも見てみたいね”と親子で話していました。
ぐるりとベンチが設置されていて、ホットドリンクを飲みながら夜景を堪能♪ ただし、風がとても強く、かなり冷え込みます。防寒対策と、風に帽子や持ち物が飛ばされないように注意してくださいね。寒くなってきたら屋内展望フロアに降りて、ゆっくりと輝く夜景を眺めました。なお、階段が開放されている場合もあり、この日もイルミネーションを眺めながら階段で降りてくる方もいましたよ。
さて、点灯式とメインスポットを満喫したので、入口方面に戻り、入口からブースをご紹介していきましょう。
光るトンネル、クラゲ…見所多数
江の島サムエル・コッキング苑に入るとすぐ、目の前のエントランス一面にイルミネーション空間が広がります。大きな照明がある複数のブースがあり、個の空間として撮影することが可能。来訪記念になる、「湘南の宝石」の文字が輝くブースが人気となっていました。
また、12月下旬〜1月下旬には2万株のウィンターチューリップが見頃を迎え、イルミネーションとの共演が楽しめますよ。
エントランスから江の島シーキャンドルに向かう道は、光のトンネル「湘南シャンデリア」に。
最高級クリスタルであるスワロフスキー®・クリスタルを多数使用したシャンデリアと、LED電球の密度が日本一、と言われている輝くトンネルに、皆さん釘付けになっていました。
湘南シャンデリアを抜けると、一面のイルミネーションエリア。その中心に、光る「クラゲ」のオブジェがありました。カラフルなイルミネーションが幻想的で、別世界に飛び込んだみたいです。
そして、そこは江の島シーキャンドルとクラゲが一緒に映せるベストスポットです。パンフレットなどで使われるアングルで撮影できるため、多くの人で賑わっていました。
クラゲの広場を道なりに行くと、現れる「ホウセキFOREST」。森の中に迷い込んだら光る野原を見つけた、そんなイメージです。今年は、新しい低電力 LED を活用したイルミネーションを多用しているそう。テラリウム、流木などに囲まれた、自然の中で過ごす優しいイルミ空間です。
木々にはミラーボールや宝石のようなカラフルで様々な形のライトがたくさん。
江の島サムエル・コッキング苑は、あちこちにベンチや椅子があるのも嬉しいポイント。ご家族やカップルがのんびりとホットドリンクを飲んでくつろいでいましたよ。
◾️詳細
メインスポット:江の島サムエル・コッキング苑/江の島シーキャンドル
期間:会期中毎日開催(11/23〜2/29)
点灯時間:平日・年末年始:17:00〜20:00(最終入場19:30)
土日祝・12/22〜30:17:00〜21:00(最終入場20:30)
※1/6~2/29は点灯17:30〜
料金:
・江の島サムエル・コッキング苑:夜間イベント17時以降は有料(500円/250円)
・「江の島シーキャンドル(展望灯台)」:500円/250円
・江の島エスカー、江の島サムエル・コッキング苑、江の島シーキャンドル入場券がセットになった「シーキャンドセット+ナイト券」:1,100円/550円
※上記に加え、新江ノ島水族館、江の島岩屋の入場券もセットになった「えのしまえのすいエリアパスポート+ナイト」は丸一日遊べます。
※紙チケット、オンラインチケットあり(アソビュー!WEBチケット、EMotオンラインチケットの2種)
メイン会場以外の輝くスポット
メイン会場の江の島サムエル・コッキング苑以外も、江の島全体で、各所がイルミネーションの輝きに包まれています。
亀ヶ岡広場会場
江の島サムエル・コッキング苑の前に位置する亀ヶ岡広場会場の「ホウセキ広場&SAKURAイルミ」。柔らかいピンク色に輝く木々と、一面に宝石が散りばめられた世界を演出。2月中旬には早咲きの桜も開花し、全国でも珍しい共演が楽しめるとのこと。
中津宮広場イルミネーション
江島神社も美しく輝きます。江の島の中腹にある中津宮広場では、アーチ状になっているイルミネーションも。行き交う人々が光に包まれます。
◾️詳細
江島神社(中津宮/奥津宮)、亀ヶ岡広場
期間:会期中毎日開催(11/23〜2/29)
点灯時間(中津宮): 平日・年末年始:17:00〜20:00 土日祝・12/22〜30:17:00〜21:00
点灯時間(奥津宮):17:00〜20:00
恋人の丘 龍恋の鐘
好きな人と一緒に鐘を鳴らすといつまでも幸せになれる、と言われる「龍恋の鐘」。”願いのスポット”がさらに華やかな光に包まれていて、いつも以上に気持ちが温かくなることでしょう。光の通路をたどって、二人で鐘を鳴らしてみてくださいね。
そのほか、龍恋の鐘まで続く「御岩屋道通り」が「enoshima-光-michi」として光る回廊になっていたり、「江の島アイランドスパ」も幻想的な光に包まれています。
◾️詳細
江島神社(奥津宮)・御岩屋道通り・恋人の丘 龍恋の鐘・えのすぱ
期間:会期中毎日開催(11/23〜2/29)
点灯時間:17:00〜20:00
江の島ヨットハーバー
途中の展望デッキからは、夜景と共に、光る江の島ヨットハーバーを見下ろせます。
江の島ヨットハーバーでは、”SDGs”イルミネーションイベントを実施(イルミネーションに水素やEV車の燃料を活用)。今年は停泊するヨットのイルミネーションにEV車から電源を供給しているとのこと。12/22〜25には、クリスマスecoイルミネーションイベントを開催予定。
◾️詳細
江の島ヨットハーバー
期間:11/23(木・祝)~1/9(月・祝)
点灯時間:17:00~21:00(入場不可)
クリスマスecoイルミイベント:12/22日(金)~12/25(月)8:30~21:00(入場可)
江の島岩屋もイルミネーション♪
波の浸食によりできた、江の島の一番南に位置する江の島岩屋。こちらでは、9時〜17時の昼間にイルミネーションが楽しめるんです。その日は夜まで滞在できない方も朝から楽しめるのがいいですね。私が取材に訪れたのも朝でした。
第一岩屋(奥行152m)、第二岩屋(奥行56m)があり、イルミネーションがあるのは第二岩屋。第一岩屋では通常通りロウソクを片手に洞窟探検をし、第二岩屋で全国でも珍しい洞窟内のイルミネーションを味わう、今しかできない体験です。
ローソクを受け取り、第一岩屋へ
江の島岩屋の説明や伝説などのパネルがある回廊を通り、第一岩屋へ。「富士山に繋がっている」という言い伝えもある場所です。入り口でローソクを受け取り第一岩屋の探検へ。(※混雑時はローソクの貸し出しを中止する場合があります)
一面輝く、第二岩屋へ
続いて、今回の目玉、第二岩屋。天井いっぱいに設置されたイルミネーションで、洞窟内全体が幻想的に光り輝きます。このイルミネーションが楽しめるのは、毎年このイベントだけ、貴重な体験です。
スタッフの方によると、2週間ほど前からイルミネーションの設置が始まったそうで、本当に大変だったろうと容易に想像できます。洞窟内一面が輝くと、どこか別世界にワープしたような気分に。
全面黄色の温かなイルミネーションから始まり、水が流れるような青い光に照らされた後、消灯。
約30秒ほどの周期で、カラフルに彩りながら時が流れます。”シャンシャン”と響く、水琴窟(すいきんくつ)をイメージしたという音も、神秘的な世界観を演出してくれます。
第二岩屋最後のスポットには、パワースポットである江の島岩屋に宿っていると言われる、伝説の龍神が登場。手を叩くと…”ガオー”といううなり声とともに、ライトアップの色が変わります。洞窟に響く鳴き声は、迫力がありますよ。
岩屋に入場できるのは、9〜17時まで。その日の日没は16時15分頃と表示されていました。
朝は比較的空いており、朝一番に訪れた時は神秘的な空間をゆっくりと満喫できました。空いていれば、見学の所要時間は20分ほどだそう。1日でどちらも回りたい方は、江の島サムエル・コッキング苑のイルミネーション点灯の前に、岩屋に行くのがおすすめですよ。
◾️詳細
江の島岩屋(第二岩屋)
期間:会期中毎日開催(11/23〜2/29)
営業時間:9:00~17:00
入場料:一般(中学生以上)500円/小学生 200円
公式サイト:江の島岩屋 | 藤沢市観光公式ホームページ Facebook
遊覧船「べんてん丸」も移動に便利
今回は、岩屋の後に取材予定の新江ノ島水族館への移動に、遊覧船「べんてん丸」に乗ってみました。海が荒れていない日しか運行されていないので、晴れている日ならおすすめのルートです(12月~2月までは土日祝日のみ)。岩屋への階段付近に赤い旗があれば「べんてん丸」が運行している目印。
江の島弁天橋に「べんてん丸」の乗降場があるので、岩屋を目指して「べんてん丸」で来る方もたくさんいましたよ。
さて、6分の「べんてん丸」乗船で江の島に別れを告げた後、新江ノ島水族館に向かいます。
「べんてん丸」
料金:大人400円(中学生以上)/小人200円(6才以上)/満5才以下 無料
営業日:12月~2月まで土日祝日のみの運航(※12月23日~30日、1月1日~8日は運行予定)
利用時間:9時45分から15時00分まで(運行状況は午前9:30頃に確定)
※当日の運航状況は観光センター、乗り場や公式サイト(午前10:30以降)で確認しましょう。
※ペットは小型犬のみ乗船可(わんちゃんは無料)
公式サイト:べんてん丸 | アクセス | 藤沢市観光公式ホームページ
新江ノ島水族館の「Jewerium」
「湘南の宝石」と連動して、新江ノ島水族館が開催している「Jewerium(ジュエリウム)」。宝石“Jewel”と水族館“Aquarium”を組み合わせた“えのすい”オリジナルの造語です。
テーマは、宝石がもつ3つの要素“透明感”、“色彩”、“輝き”。特別水槽や、宝石をモチーフにした美しい館内演出の融合が楽しめます。さらに、湘南お祭り広場のフォトスポット「泡の小部屋たち」や、初開催となるライトショーも見どころのひとつ。
◾️詳細
新江ノ島水族館「Jewerium(ジュエリウム)」
期間:会期中毎日開催(11/23〜2/29)※休館日 1/22(月)~1/26(金)
(営業時間はイベント詳細を参照ください)
公式サイト:Jewerium【ジュエリウム】
水上恒司さんがアンバサダーに就任
11/24(金)に開催された「Jewerium」アンバサダー就任式には、俳優の水上恒司さんが出席。昨年“岡田健史”から本名の“水上恒司”に改名し、活動を再スタートした水上さん。今夏、江の島を舞台にしたドラマ「真夏のシンデレラ」に出演し活躍されていることから「Jewerium」アンバサダーに就任。
館内14か所にある、「Jewerium」のオーディオガイドのナレーションを担当しています。水上さんの優しい声が「Jewerium」の世界観にぴったりです。
オーディオガイド体験方法
新江ノ島水族館Wi-Fiに接続した後、スマホで各所にあるガイド表示からQRコードを読み込んで、音声を楽しむコンテンツ。イヤフォンをご持参ください。
ウェルカムラウンジでは館内のガイドマップを配布。通常版のほか、小学生・中学生向けの2種類があり、クイズや特別水槽の楽しみ方を掲載。お子さんたちも楽しめる工夫が嬉しいですね。
館内に点在する「Jewerium」
館内各所に散りばめられている「Jewerium」の特別水槽。まずは第一章の“透明に出逢う”。ブリッジから入ると、青の神秘的な空間が迎えてくれます。水晶をかたどった水槽では、透きとおる生き物を見ることができます。
[展示場所] 相模湾ゾーン 相模湾大水槽 出会いの海 前
館内を進むと、第二章の“彩って生きる”。彩が美しい生き物の姿を一種類ずつ楽しんでいると、展示スタイルのアイデアに本当に驚かされます。こちらのジュエリーボックスのような水槽にも目が釘付けになりました。美しい、その一言に尽きます。
[展示場所] 相模湾ゾーン 相模湾大水槽 相模の沖 前
メインの相模湾大水槽。魚たちが優雅に泳ぐ大水槽にいつも癒されますが、本イベント中は、宝石をイメージしたオブジェ、クリスタルカーテンに包まれます。朝、昼、夕方には、水中を宝石のような美しい泡の演出”泡のひととき”もあり、しばしゆったりと眺めていたくなりますよ(約2分間)。
[開催場所] 相模湾ゾーン 相模湾大水槽
クラゲだけの幻想空間「クラゲファンタジーホール」では、”宝石海月のすみか”として、壁一面を宝石の結晶とクリスタルクラゲが華やかに彩ります。ホール前の通路には輝くクリスタルが降りそそぐ「きらめきの回廊」も楽しめます。
[開催場所] クラゲファンタジーホール
エスカレーターを昇る前の、小さな空間におしゃれなスペースがありました。「鉱物たちのひみつ基地」として、さまざまな色や形を持つ鉱物が置いてあり、用意されているルーペで子供達が真剣に覗いていました。珍しい鉱物を間近で見て、触れて、撮影が楽しめる体験型フォトスポットです。
[開催場所] クラゲサイエンス 横(昇りエスカレーター横)
最終章+クラゲのグラスツリー
「Jewerium」のストーリーの最終章”輝きの先に。”には、宝石型の水槽が並んでいました。姿や形の似ているもの同士をまとめてグループに分けると、40に分けられる生き物たち。その中から、美しく輝く5種類を、宝石をイメージして制作された水槽の中で見ることができます。
[展示場所] ペンギン・アザラシ ペンギンプール前
そして、”あとがき”の文字とともに、「Jewerium」のストーリーの最後に見つけたのは、グラスの中にクラゲたちがいるグラスツリー。
グラスを覗くと、1つ1つに丸くて透明なクラゲ「キャノンボールジェリー」を発見。華やかでありながらも、癒しのオブジェ。このグラスツリーが最後の見所とあって、それを見ているだけで時間が経つのを忘れるほどでした。
[展示場所] ペンギン・アザラシ アザラシプール前
館内最後の展示水槽「えのすいeco環境水槽」を過ぎると、青く光る「光の路」もありました。海に太陽が昇り、沈んで、月夜になるイメージでプログラムが組まれているそう。「湘南の宝石」に繋がる光のトンネルは、最後に満足感が高まります。
[開催場所] えのすいeco環境水槽横 通路
Food / Goodsも世界観にぴったり
「Jewerium」限定のFoodやGoodsも要チェック♪ 真珠のパルフェ、5つの天然石カラーの天然石サイダー(販売店舗:オーシャンカフェ)など、キラキラ輝くスイーツを販売。皆さんは、どの色がお気に入りでしょうか。
フォトコーナーでは、Jeweriumデザインのフォトキーホルダーを販売。また、なぎさの体験学習館では、期間限定のちょっぴりワークショップ「アクア・オーブ ~光りのかざり~」も体験可能です(事前申込制)。
メインショップでは、浅草にある日本随一の技術を誇る伝統飴細工専門店「アメシン」がつくる飴細工「ちょこざい飴」やJewerium × ハラペコラボ「こうぶつヲカシ」などのお土産も。
特に「こうぶつヲカシ」は、和菓子「琥珀糖」を宝石や鉱物に見立てて制作した人気商品。特別水槽の各章に登場する「ミズクラゲ」「ハナヒゲウツボ」「シロウミウシ」をイメージして開発したこだわりだそう。スイーツやお土産もぜひチェックしてみてくださいね。
湘南お祭り広場のフォトスポット
新江ノ島水族館入場口の目の前にある、湘南お祭り広場。冬の人気フォトスポットとなった「泡の小部屋」がパワーアップして登場しています。2つのドーム型の小部屋の中にあるソファに座って、光に包まれた写真が撮れますよ。
また、“海底のパーティ”をテーマに彩られる湘南お祭り広場で、初のライトショーも開催。海の生き物たちや宝石をモチーフとした装飾とあわせて、パーティを盛りあげます。
[イルミネーション点灯時間]
開館から21:00まで
[ライトショー開催時間]
16:00~19:00の間 毎時 00分/20分/40分
19:00~21:00の間 毎時 00分/30分
各回 約 2分間
※1月22日(月)~1月26日(金)はお休み
[展示場所] 湘南お祭り広場(水族館入場口前)
この冬は光に溢れる江の島へ
宝石のように輝く江の島は、まさに一見の価値あり。光に溢れる江の島での時間を惜しみながら、海岸沿いを歩きました。取材している中で、イルミネーションの付け替えを行っているスタッフさんや、準備しているお店の方、お住まいの方の姿も見られました。地域全体で盛り上げ、大切にされているイベントだからこそ、「関東三大イルミネーション」に選ばれていると感じました。
取材時間の関係で2日にかけて回りましたが、所要時間はメイン会場と周辺を回り3時間ほど、岩屋と新江ノ島水族館は3時間ほど。江の島エスカーやべんてん丸を使って効率的に回ったり(12月の土日は無料シャトルバスも!)、新江ノ島水族館〜江の島岩屋〜江の島全体の順番にしてみたりと工夫すれば、一日で朝から晩までたっぷり満喫することもできます。年末年始も開催しているので、初詣と合わせて訪れるのもいいですね。
空気の澄んでいる冬だからこそ、さらに楽しめる光の演出。輝く藤沢市・江の島をぜひ楽しんでくださいね。
■取材・撮影協力:江ノ島電鉄株式会社、湘南藤沢フィルム・コミッション、新江ノ島水族館
江の島巡りにお得な周遊チケットがお得!
江の島周辺エリア周遊券
人気の観光名所の江の島サムエルコッキング苑、江の島シーキャンドル(展望灯台)、江の島岩屋、江ノ島エスカー、新江ノ島水族館などの入場が可能な、様々な券種が用意されています。小田急線乗車券付きのセットもあり。
※イルミネーションを見るには、「+ナイト」とついている種類をご購入ください。
-販売場所:紙媒体→各所窓口/デジタル→スマートフォンアプリ「EMot」・「EMot」オンラインチケット(スマホ専用サイト)
関連リンク:お得なチケット(ロケ地マップ用) | アクセス | 藤沢市観光公式ホームページ
車はパーク&レールライドが便利
お車でお越しの方には、「パーク&レールライド」が便利。指定の駐車場に車を停めて、電車とバスで江ノ電沿線を観光できます。
料金:江の島パーク&レールライド(2,020円/5時間)
関連リンク:鎌倉市/パーク&ライド 公式HP
そのほか、江の島周辺の駐車場の空き情報を表示してくれるサイトもあり、便利ですよ。
関連リンク:江の島・湘南海岸の駐車場情報/湘南なぎさパーク
電車はフリーパスがおすすめ
都内からお越しの方に便利なフリーパスも様々。江の島は色々な交通手段で行けるアクセスの良さも魅力な点です。新宿駅から直通で便利な「小田急線」まわりも、藤沢駅から「江ノ島電鉄(江ノ電)」で海を見ながらのんびりも、JR東海道線・横須賀線から大船駅乗り換えしてジェットコースターのような「湘南モノレール」も楽しいですよ。どの行き方も「新江ノ島水族館」の入場券付きのセットもありますよ。
関連リンク:交通機関のフリーパスについて - 鎌倉市観光協会 公式HP
・小田急線
江の島・鎌倉フリーパス | 小田急のお得なきっぷ
・江ノ島電鉄(江ノ電)
江ノ電1日乗車券「のりおりくん」|おでかけ情報 | 江ノ島電鉄株式会社
江ノ電1日乗車券のりおりくん&新江ノ島水族館入場券セット券
・湘南モノレール
湘南モノレール1日フリーきっぷ | 江の島への近道 湘南モノレール株式会社
モノレールdeえのすい2022
※2024/1/31までは「かながわ鉄道割」も実施中。ただし予算に達し次第終了なので、お早めにご利用ください♪
関連リンク:「かながわ鉄道割」特設ページ | 神奈川観光情報サイト 観光かながわNOW
※掲載の内容は2023年11月の取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
12月の土日は無料シャトルバスも運行!
12月の土日は、片瀬江ノ島駅~江の島島内間の無料シャトルバスの実証実験運行も実施。ぜひ活用してみてくださいね。(運行ダイヤ:「湘南の宝石」の観覧に合わせ、15時台~19時台に1時間あたり2往復、20時台に1本)
関連リンク:片瀬江ノ島駅~江の島島内 無料シャトルバスの実証実験運行について
イベント詳細
「湘南の宝石2023-2024~江の島を彩る光と色の祭典~」
■期間:会期中毎日開催(11/23〜2/29)
■点灯時間:平日・年末年始:17:00〜20:00(最終入場19:30)
土日祝・12/22〜30:17:00〜21:00(最終入場20:30)
※1/6~2/29は点灯17:30〜
■入場料:
・江の島サムエル・コッキング苑:夜間イベント開催時17時以降は有料(中学生以上500円/小学生250円)
・「江の島シーキャンドル(展望灯台)」:中学生以上500円/小学生250円
・江の島エスカー、江の島サムエル・コッキング苑、江の島シーキャンドル入場券がセットになった「シーキャンドセット+ナイト券」(中学生以上1,100円/小学生550円)
※上記に加え、新江ノ島水族館、江の島岩屋の入場券もセットになった「えのしまえのすいエリアパスポート+ナイト」は丸一日遊べます。
※紙チケット、オンラインチケットあり(アソビュー!WEBチケット、EMotオンラインチケットの2種)
■開催場所:江の島島内・片瀬海岸エリア
(江の島サムエル・コッキング苑:〒251-0036 神奈川県藤沢市江の島2丁目3−28)
■お問い合わせ:江ノ島電鉄株式会社 Tel:0466-25-3525(平日9:00~17:45)
藤沢市観光センター Tel:0466-22-4141(8:30~17:00)
公式サイト:【公式】湘南の宝石2023-2024~江の島を彩る光と色の祭典~|イルミネーション
参考サイト(昨年開催時):【藤沢 イベントレポ】湘南の宝石2022-2023~江の島を彩る光と色の祭典~ - 圧巻のイルミネーションを楽しむ
新江ノ島水族館「Jewerium」
■開催日程:2023年11月23日(祝・木)~2024年2月29日(木)
※休館日 1月22日(月)~1月26日(金)
■営業時間
・11月23日(祝・木)~11月30日(木)9:00~17:00
・12月1日(金)~2月29日(木)10:00~17:00
※12月22日(金)~12月24日(日)10:00~18:00
※12月29日(金)~1月3日(水)9:00~17:00
※チケット販売、最終入場は閉館1時間前まで
※なぎさの体験学習館は 9:00~17:00(12月~2月は10:00~、年末年始は9:00~)
※2023年12月1日(金)から2024年4月15日(月)の間、「イルカショースタジアム」の改修工事をおこないます。工事期間中はイルカの展示やショーは休止となります。
■入場料金
大人2,500円/高校生1,700円/中学生・小学生1,200円/幼児(3歳以上)800円
※11月23日から2024年3月31日まで、高校生~大学院生対象に「えのすい学割」を実施。水族館のチケット売場窓口、または入場口で学生証などを提示すると、10%割引に。
■開催場所:新江ノ島水族館(〒251-0035 神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1)
■お問い合わせ:新江ノ島水族館 Tel:0466-29-9960(代表)
公式サイト:Jewerium【ジュエリウム】