【真鶴 学びスポットレポ】真鶴 マンホールの蓋 - 繊細かつ愛らしい町のシンボルをあしらったデザイン
マンホールは路上のアート!
手軽で誰もが見ることのできる路上アートとして近年じわじわと人気を集めている「マンホールの蓋」。マンホール愛好家を「マンホーラー」や「蓋女」と呼び、マンホールを探す活動を「蓋活」なんて言ったりするそうです。
旅行先での「蓋活」はもちろん、地元・湘南エリアの「蓋活」を楽しんでいる筆者。
今回は、湘南の路上アート・真鶴編をご紹介します。
町章をあしらったデザイン
この町章は、全体として鶴をかたどるとともに、鶴の羽部分( 丸い部分) は港を、頭の部分( ペン先のような部分) は入り船を表している。( 昭和25 年10 月制定)
引用元:町章 - 真鶴町の地勢 - 真鶴町ホームページ
これは、中央に町章を配したマンホールの蓋です。
普段何気なく通り過ぎるマンホールの蓋も、よく見ると町章が描かれています。
町章に込められた意味も合わせて知ることで、新たな発見もありますね。
町章をあしらったマンホールの蓋は、消火栓の蓋にもありました。
真鶴町のシンボルを詰め込んだデザイン
真鶴町の町のシンボルは以下の3つです。
「クスノキ」「ハマユウ」「イソヒヨドリ」
引用元:町のシンボル - 真鶴町の地勢 - 真鶴町ホームページ
町で多く見かけるマンホールには、町のシンボルである「ハマユウ」の花、真鶴の「ツル」をメインにデザインされています。
また、左上から背景にかけて波をイメージしたデザインがあしらわれ、海辺の町だということがデザインからも見て取れますね。
繊細なハマユウの花と、大きく羽を広げた鶴がなんとも愛らしいデザインですね。
小型のマンホールの蓋も同じデザインがあしらわれていますが、少しずつ線の細さや模様の表現が異なっているので、写真に収めて見比べてみるのも面白いのではないでしょうか。
最後に
1年を通じて温暖な気候が住む人に優しく、古くからリゾート地として愛されている真鶴は、小田原市と湯河原町に隣接する神奈川県内で2番目に小さな町です。
真鶴ではカラフルな色使いのマンホールの蓋は無かったものの、町のシンボルを繊細かつ柔らかなタッチで描いたマンホールの蓋は、アートそのものですね。
真鶴の自然を感じながら町散策する際には、ぜひ足もとのマンホールの蓋にも注目してみてくださいね!
地図
■住所:神奈川県足柄下郡真鶴町