【茅ヶ崎 イベントレポ】2024 ホノルル市長杯グロメッツサーフィンコンテスト - ホノルル・茅ヶ崎市の姉妹都市提携10周年記念
「10周年記念」ホノルル市と茅ヶ崎市の姉妹都市提携
焼け付くような日差しが照りつける極暑、ここ茅ヶ崎で大盛況のサーフィンコンテスト「ホノルル市長杯」が今年も開催されました。茅ヶ崎ローカルのサーファーキッズが集まり、日々鍛錬してきた滑りをこの場で披露し合います。コンディションの影響で1週間延期となりましたが、当日は無事好天。絶好の波乗り日和となりました。
温暖な気候と豊かな自然、多くの共通点をもつホノルル市と茅ヶ崎市は2014年に姉妹都市として締結。姉妹都市とは文化交流や親善を目的として結びついた国際都市を指し、これまでもホノルル市と茅ヶ崎市は様々な交流が行われてきました。そのひとつとして毎年開催されているのが、ホノルル市長の名を冠したサーフィンコンテスト「ホノルル市長杯」です。今年はサーフィンコンテストの合間に、ハワイアン航空のボランティアグループと来場者によるビーチクリーン活動も合わせて行われました。詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
サーフィンコンテスト「ホノルル市長杯」開催
ホノルル市長杯は、茅ヶ崎のサーフィンクラブに通うU-15までのサーファーが参加できるコンテストです。炎天下の中、沢山の選手や関係者が集まりました。
開会式が始まると運営から当日のルールや注意事項が選手たちに伝えられます。続いて茅ヶ崎市長やハワイアン航空の支社長が登壇。熱弁を振るい歓声とともにサーフィンコンテストが幕を開けました。
大会会場は当日の波のコンディションで選定されることになっており、今年は西浜が採用されました。大会当日のコンディションは良好で、ポイントを取りやすい波の条件です。大会のクラスは年齢・性別・ボードの種類に応じて8つに分けられています。各ヒート4人毎で行われ、制限時間13分の間に1人最大8本までライディングする事が出来ます。点数の高い2本のライディングが採用され、その合計点で争われます。
キッズと思えぬ身のこなし。豪快な技を魅せるたびに歓声が沸きます。滑りを終えると実力を出し切り笑顔を見せる選手もいれば、対照的に期待通りの滑りが出来ずに涙を浮かべる選手もいたのが印象的でした。
決勝の前にはプロサーファーたちによるエキシビジョンも開催され、憧れのライディングを目の当たりにした未来のプロサーファーたちは大いに盛り上がりを見せていました。
表彰式では各クラスの入賞者4名ずつが表彰され、ボーイズU-15、ガールズU-15の優勝選手、U-12のハイポイント選手の3名にはハワイアン航空からハワイの航空券が手渡されました。海の中では大人顔負けの卓越した技量に驚嘆しましたが、ひとたび陸に上がるとごく普通の青少年たち。爽やかな笑顔と共に大会の幕を閉じました。
競技としてのサーフィンは東京オリンピックから正式種目となり、益々注目を浴びています。そして今回茅ヶ崎出身の松田詩野選手がパリオリンピック出場を決め、町をあげてその活躍を応援しています。元来サーフィン人口の多い茅ヶ崎ですが、一層の賑わいを見せていると今大会の委員長から話を聞くことが出来ました。
ここ茅ヶ崎から新たなオリンピック選手の誕生に期待感が高まります。
イベント紹介
【2024 ホノルル市長杯グロメッツサーフィンコンテスト】
■開催日:2024年7月27日(土)
■開催場所:茅ヶ崎西浜海岸 〒253-0061 神奈川県茅ヶ崎市南湖6丁目18−7
■入場:無料
■主催:茅ケ崎サーフィン協会