【茅ケ崎 イベントレポ】2024ホノルル市長杯グロメッツサーフィンコンテスト-「大切なオハナだから」Team Kokua集合
大暑。その言葉にふさわしい日だった2024年7月27日。
茅ケ崎西浜海岸(サザンビーチちがさき西側)にて、中学生までが参加できる2024ホノルル市長杯グロメッツサーフィンコンテスト(以下、ホノルル市長杯)が開催されました。今年は茅ヶ崎市とホノルル市の姉妹都市協定10周年を迎えます。
今回のイベントでは、ハワイアン航空のボランティアテーム「Team Kokua(チームコクア)」とのビーチクリーンも開催され、ホノルル市長杯参加者ならびにその家族も含め、約100名近くがゴミ拾いに参加。海好きな人たちによるビーチクリーンを取材しました。
チームカラーは紫 Team Kokua(チームコクア)とは?
まずはハワイアン航空のボランティアチーム「Team Kokua(以下、チームコクア)」をご紹介。
チームコクアは、ハワイアン航空の社員で構成されるボランティアグループ。
Kokuaはハワイ語で「協力する」を意味し、オハナ(=家族)や誰かの助けになりたいと声を上げた社員たちが団結。ハワイの地元企業と協力して1,000人以上のご年配の方々に栄養価の高いご飯を届けたり、自然保護の活動に取り組んだりしてきました。さまざまなボランティア活動をとおして、地域貢献の役割はもちろん、社会貢献を果たすコミュニティです。
ハワイアン航空はホノルル市長杯に協賛しており、賞品としてハワイ往復マイルを優勝者たちに贈呈。そしてチームコクアは、坂口暢(さかぐち とおる)日本支社長をはじめ、お揃いの紫色のTシャツを全員が着用し、ビーチクリーンに参加しました。5周年記念だった前回の2019年時もビーチクリーンに参加しています。
大好きな海を、もっときれいに美しく
暑さと砂浜による照り返しの影響なのか、景色が少し白んだ10時過ぎ。
ゴミ拾いの説明を聞くため、参加者がチームコクアのテント前に集まり、耳を傾けます。そしてゴミ袋を受け取り、約15分間のゴミ拾いがスタート。当初の予定では1時間でしたが、異常な暑さのため時間を短縮して行われました。
あたりを見渡すと親子でゴミを拾う姿や、黙々とゴミを拾う大人の姿が見られ、砂浜からゴミが着実に減っていきます。小学生の2人組は、まるで宝物探しをしているかのように「こっちにもあるよ!」「これもゴミかな?」と話しながら、楽しそうに取り組む光景がなんとも微笑ましい。
チームコクアと参加者たちに共通していること。それは「海が好きだから、もっときれいに美しくしたい」という気持ち。年齢関係なく砂浜をきれいにしていく様子は、まさしくコクア(=協力する)そのもの。たった15分程度でこれだけのゴミを収集できました。
ゴミの種類で言えば、不燃ゴミが多いように見えます。
例えばペットボトルやそのキャップ、プラスチックの破片、ナイロン袋などが実際多く捨てられていました。先日鎌倉市で開催された環境問題への取り組みを紹介するイベントの内容を振り返り、自ら率先してゴミを拾う/持って帰るなどして、海をきれいに保っていくことの大変さと重要さを痛感。
本イベントで学んだこと。
それは「できることからコツコツと」。この言葉に尽きます。
イベント詳細
【2024ホノルル市長杯グロメッツサーフィンコンテスト ビーチクリーン】
■日時:2024年7月27日(土) 10:00~10:30
■会場:〒253-0061 神奈川県茅ヶ崎市南湖6丁目18−7
■主催:茅ヶ崎サーフィン協会
■TEL:080-4198-0013