【小田原 イベントレポ】飛鳥未来きずな高校 小田原キャンパス文化祭-高校生が作る文化祭「笑顔満祭~bloom freely~」をレポート
10月19日(土)に開催された「飛鳥未来きずな高校 小田原キャンパス」の文化祭。
高校生がアイデアと力を出し合い、企画から準備を進めてきた、年に一度の学校行事。当日は生徒・保護者のみならず、一般の方も多数来場し、大盛況の1日となりました。
今回は、文化祭実行委員へのインタビューと、文化祭当日の様子を通して、輝く高校生たちの姿を追いました。
飛鳥未来きずな高校とは?
飛鳥未来きずな高校は、高校生が自分のライフスタイルやペースに合わせて学ぶことができる単位制の広域通信制高校です。一人ひとりの個性を大切に、通学スタイルや服装など、生徒の「自分らしさ」を尊重しています。
今回取材した小田原キャンパスがあるのは、小田原駅から続くなだらかな丘陵沿いに佇む、小田原短期大学の敷地内。豊かな自然と、充実した学習環境が魅力的な、アットホームな学校です。
また、全国各地にキャンパスをおく飛鳥未来きずな高校の中で、唯一の女子高であることも同校の特徴。中学卒業後に通う新入学生や、別の高校からの転入・編入学生が通っています。美容や製菓調理、保育をはじめとした多数の専門学校や大学を有している学校法人三幸学園が運営しているので、高校卒業後の進路サポートも充実しています。
実行委員インタビュー
今回は本番直前に、実行委員長の遠藤さん(3年生)、副委員長の田村さん(3年生)・村串さん(1年生)に文化祭に向けての意気込みを伺いました。
今年の文化祭テーマについて教えてください。
遠藤さん:今年のテーマは「笑顔満祭~bloom freely~」です。一人ひとりの生徒の個性を、色とりどりの花として表現しました。生徒にとっても、来校いただくお客さんにとっても、笑顔が溢れる楽しい文化祭にしたいと考えています。
みなさんが実行委員になったきっかけ、やりがいなどを教えてください。
遠藤さん:昨年も実行委員長をしていたので、その経験を活かして、今年はさらに文化祭を盛り上げたいと思っています。今回は初の試みとして、小田原短期大学との合同イベントも企画しています。短大生との打ち合わせを通して、新しい視点や意見をもらえるので、とても勉強になっています。
田村さん:私も1年生の時から実行委員をやっているので、みんなをまとめつつ、一緒に楽しみたいと思っています。3年生として、自分自身も成長していきたいという気持ちがあり、遠藤さんと支え合いながら実行委員をやらせていただいています。
村串さん:私は1年生なので、先輩との関係を深めたい、学校全体のことをもっと良く知りたいという気持ちで立候補しました。予算管理など初めてで大変なことも多いですが、それ以上に自分たちで考えていくやりがいが大きいです。トラブルも含めていい思い出になるよう、文化祭を成功させたいと頑張っています。
文化祭のみどころを教えてください。
遠藤さん:今回は短大との合同企画で「妖精探しスタンプラリー」を行います。普段と違って生徒は仮装にも力を入れていますので、そちらも楽しみにしながらキャンパス内を回ってもらえると嬉しいです。
田村さん:私は主に装飾を担当してるので、全体の装飾に注目いただきたいのはもちろん、「フォトスポット」でぜひ写真をとってみてほしいです。
村串さん:各クラスで力を合わせて企画を準備していますので、楽しんでもらえればと思います。
当日の様子
秋晴れのもと、行われた文化祭当日。普段授業を受けている教室に、通学スタイル・クラスごとに企画した4つの模擬店と、フォトスポットが出現しました。
クラスごとのカラーTシャツや、お店のイメージに合わせた衣装を、思い思いに着こなす生徒たち。キャンパス内は華やかに装飾されて、ワクワクした気持ちでお店を回らせていただきました!
Aクラスはクレープ店を出店。トランプをモチーフに、赤と黒のカラーで統一された、とても印象的なお店でした。食べやすさ、提供しやすさを考えたカップクレープになっているのもみんなで考えたアイデア!
Bクラスは体験型の企画、人生ゲーム。参加者はサイコロを振りながらコマを進んでいきます。ゴール時、手元にある通貨に応じて商品交換してもらえるので、子どもから大人まで楽しんでいました!
Cクラスはホットドッグ&フランクフルト。注文を受けてからのオペレーションがしっかり考えられており、出来立てを提供してくれました。動物モチーフのヘアアクセサリーがお揃いで可愛かったです。
こちらは実行委員オススメのフォトスポット。お花も一つ一つ生徒が手作りで完成させた力作です!
スタンダードスタイルの生徒はメイド喫茶。街中のカフェにも引けをとらない本格的なメニューとコンセプトで、注目を集めていました。
各店とも大変盛況で、終了時間前に売り切れとなる商品も。筆者も家族で伺いましたが、子どもたちは全部のお店を回ることができて大満足の様子でした。
頑張る高校生の姿にもパワーをもらい、まさに”笑顔満祭”の1日となりました。
最後に
一般の来場者も多く、この規模の文化祭を高校生が運営するのは、大変だったと想像に難くありません。
机上の学びだけでなく、実体験をベースに学ぶ機会が多い飛鳥未来きずな高校。他にも多くの特別行事を行っているそうですので、高校生活が気になる方は公式ホームページやInstagramからチェックしてみてください。
さあ、次の文化祭ではどんな企画が生まれるのでしょうか。飛鳥未来きずな高校に通う生徒たちの、来年の活躍が今から楽しみです!
※同日開催された小田原短期大学の学園祭「小峰祭」の様子もこちらの記事でレポートしています。ぜひご覧ください。
施設情報
【飛鳥未来きずな高校 小田原キャンパス】
■〒250-0045 神奈川県小田原市城山4丁目5−1 小田原短期大学内 南館2階
■電話番号:0465-22-1055