【茅ヶ崎市ニュース】2023年の保育園待機児童数の状況と今後の対策方針
2023/05/10

茅ヶ崎市は、2023年4月1日時点における保育園待機児童数の状況と対策を公表した。
茅ヶ崎市の待機児童の現状
茅ヶ崎市の2023年4月1日時点での市内保育園の待機児童数は5人、保留児童数は246人であった。
昨年度は保育士不足や市外からの転入増加などの影響により、待機児童数が22人と増加していた。
しかし、待機児童数の大半を占める1・2歳児の受け入れに対する補助の見直しにより、待機児童数を5人まで減少させた。
市内保育所等数、入園数、待機児童数等の状況
各年4月1日現在における、茅ヶ崎市の保育所等数、入園数、待機児童数等は下記の通りである。
2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 | 2019年 | |
保育所等数 (※1) |
74 | 74 | 72 | 71 | 70 |
定員数 | 4,530 | 4,530 | 4,443 | 4,286 | 4,090 |
申請者数 | 5,008 | 4,889 | 4,723 | 4,609 | 4,395 |
入園数 | 4,762 | 4,639 | 4,571 | 4,434 | 4,211 |
待機児童数 | 5 | 22 | 1 | 0 | 5 |
保留児童数 (※2) |
246 | 250 | 152 | 175 | 184 |
※1 保育所等数は、認定こども園と小規模保育事業等の地域型保育事業を含む
※2 待機児童数は厚生労働省の基準による数、保留児童数は実際に入園できていない総数
2023年度の主な課題と対策
2023年において待機となった5人は、いずれも医療的ケアを含め特別な配慮を必要とする方であった。
待機児童解消のため、配慮を必要とする方の受け入れ体制整備は喫緊の課題としている。
また保育士不足は昨年同様続いていることから、既存施設を最大限活用するため、保育士確保の取り組みを進める。