【茅ヶ崎 イベントレポ】ちがさきヴェロ・フェスティバル自転車祭2024-自転車と茅ヶ崎の魅力を体感しよう!
誰でも楽しめる自転車のお祭り
9月22日(日)、自転車と茅ヶ崎の魅力を体感できる都市型総合イベント「ちがさきヴェロ・フェスティバル自転車祭2024」が第一カッターきいろ公園(茅ヶ崎中央公園)で開催されました。(天気不順のため一部プログラム変更されました)
自転車利用の促進と安全啓発を目的としており、2012年に始まったこのイベントは、今年で11回目を迎えました。過去には、プロ選手が参加したロードレース「クリテリウム」や茅ヶ崎市内を自転車で巡る「ちがさきライド」をはじめ、様々な企画で市民や参加者を魅了してきました。中でも、プロサイクリストとの交流やトークショー、自転車教室でスキルやルールもマスターできるのが魅力です。
明日を担う大人顔負けのキッズライダーが挑戦!
未就学児〜小学高学年の生徒がグループに分かれ、公園内に設けられたコースを競い合いました。
カーブや坂道、でこぼこ道などコース内を周って速さを競います。真剣な眼差しで、レースに挑む姿や自転車レースを楽しんでいる様子が印象的でした。
スマートトレーナーに設置されたロードバイクで体験する「最高時速にチャレンジ」ブースは、多くの人が立ち寄り参加していました。
特設コースが設けられたタイムトライアル「サイクリストGP」ブースでは、記録を意識した迫力ある光景も見受けられました。
世界で活躍する現役選手によるトークショー
ステージでは、一輪車の世界大会「UNICON21」で6種目優勝を果たした茅ヶ崎市在住の内田岬希選手のトークショーが行われました。このフェスとの出会いや、毎日の練習の様子、米国で7月に開催された世界大会でのエピソードが盛り込まれた内容で、話に聞き入る子ども達が印象的でした。本部ブースでは、内田選手の愛用の一輪車が置かれ、一輪車により関心が持てる機会を得ることができました。
安全運転・ルール・マナーに関心が持てるワークショップも設置
子ども達への安全な自転車利用啓発の一環として、ヘルメットペイントやキープレフトワークショップもありました。
ヘルメットにペイントをすることで、ヘルメットに愛着が持てるようにと、企画されました。参加者は、これから自転車に乗る際はペイントしたヘルメットをかぶるそうですよ。
自転車の左側通行を推進する「KEEP LEFT PROJECT」のワークショップイベントも多くの子ども達が参加していました。
オンラインストアでは、おしゃれなオリジナルプレートも販売されています。茅ヶ崎市では、自転車の利用者が多く、自転車のルールやマナーの重要性を再認識する取り組みとなっています。
茅ヶ崎市に縁のある名曲「赤とんぼ」
山田耕筰の名曲「赤とんぼ」は、茅ヶ崎市で6年間過ごした際に作曲されました。2026年には、山田耕筰生誕140年を迎えます。ステージでは、山田耕筰と「赤とんぼを愛する会」の主導で、来場者もこの曲を一緒に合唱し、日本人が親しむ「赤とんぼ」の名曲を思慕する機会となりました。
会場となった第一カッターきいろ公園(中央公園)には、「赤とんぼの碑」があり、その横にある池では、秋を感じる「赤とんぼ」が飛び回っています。
自転車と茅ヶ崎に親しむ機会に
海や里山、自然の美しさが溢れる茅ヶ崎市。会場の公園もその名所の一つです。茅ケ崎駅からのアクセスもよく、近くには商業施設も多数あります。その中で自転車と茅ヶ崎の魅力を体感でき、筆者は、また来年への楽しみを感じながら会場を後にしました。
イベント紹介
■開催期間:2024年9月22日(日)
■開催場所:第一カッターきいろ公園(茅ヶ崎中央公園)
■電話番号:0467-88-5995(事務局)
■開催時間:9:10~15:00