湘南地域の魅力を発信する“新しい絵本”を製作! クラウドファンディングにて支援を募集
鎌倉でドイツ語圏発祥のウィンメルブックの普及製作を行う「seno atelier(セノアトリエ)」が、湘南地域の魅力を発信するための“新しい絵本”をつくるため、クラウドファンディングサイトGREENで「湘南ウィルメンブックプロジェクト」を開始。ウィルメンブックの出版に向けて支援を募集している。
”ウィンメルブック”とは、幼稚園発祥の地ドイツを中心としたヨーロッパで長年愛されてきた本のこと。現地ではWIMMELBUCH(ヴィメルブッフ)の名称で愛されており、訳すと「WIMMEL(うごめく)BUCH(本)」という意味になる。
WIMMELBUCHには様々な種類があり、その内容は子ども達の好奇心をそそるようなものがたくさん。文字はなく、”うごめく”様にキャラクター達が描かれているのが特徴だ。
文字がないと聞くと、"ウォーリーを探せ"のような本を思い浮かべる方もいるかもしれないが、ウィンメルブックとの違いは探す対象が「キャラクター」ではなく「物語」であるところ。一部のキャラクターを追っていくとそこに物語があることに気づくはずだ。
子どもたちはそれを見つけて楽しんだり、はたまた自分だけの物語を作って楽しむことができる。大人が物語を与えるのではなく、子どもたちに語ってもらう。すでに子どもたちの中に溢れる想像力を引き出すためのツールなのだ。
今回クラウドファンディングを行っている「セノアトリエ」では、この本にヒントを得たウィンメルブックを鎌倉でつくっている。日本の景色や食べ物など、より"日本で"暮らす子ども達の想像力を掻き立て、様々な発言を引き出せるような題材を使うことで読み手と絵本の距離を縮め、楽しんで欲しいと考えているのだ。
今回のプロジェクトでは、"ウォーリーを探せ"のようにページいっぱいに描かれたキャラクター達が、湘南の街を舞台に思い思いの生活をする様子を描く。舞台は大磯、平塚、茅ヶ崎、辻堂、藤沢、江ノ島、鎌倉の7エリア。
大磯海水浴場、湘南七夕祭り、湘南ベルマーレ、サザンビーチ、湘南テラスモール、江ノ電、新江ノ島水族館、小田急、江ノ島シーキャンドルなど。地域ごとの自然や風土、歴史や魅力をいっぱい詰め込む予定だそうだ。
プロジェクトの詳細、支援は下記リンクより。
GREEN|わたしの物語を語りたくなる 新しい絵本 湘南ウィンメルブックを出版しよう!
ぜひ支援を検討してみてはいかがだろう。