藤沢市 国の重要文化である「八臂(はっぴ)弁財天像」の修復が完了 江島神社で公開
2022/01/01

宇賀弁才天の最古の遺品である「八臂(はっぴ)弁財天像」が江ノ島に戻る
江島神社は、国の重要文化財に指定されている「八臂(はっぴ)弁財天像」の修復が完了したことを発表しました。弁財天像は、江ノ島に戻り、現在は江島神社奉安殿で公開されているようです。
弁財天像は、鎌倉時代初期に運慶派の仏師によって造られた高さ58.9cmの宇賀弁才天の最古の遺品であり、弁才天の霊地として知られる江の島に伝来し、現在は国の重要文化財に指定されています。
同神社によれば、2021年5月より京都で行われていた修復作業がこのほど完了し、顔の細部や天衣の造形、八本の腕(臂)に持つ宝珠や剣、戟(げき)などの位置が修理されたようです。
弁才天は、仏教における守護神の一つで、神仏習合によって神道にも取り込まれ日本でも多くの像が造られてきたそうです!
江島神社は、宝厳寺竹生島神社(竹生島)、大願寺(宮島)と並び「日本三大弁天」とも言われており、現在は八臂弁財天と妙音弁財天が安置されているようなので、ご興味ある方は是非足を運んでみてください!
関連リンク
